GJ > 競馬ニュース > 皐月賞レイデオロは走るのか  > 3ページ目
NEW

皐月賞レイデオロは走るのか? ミスエルテの桜花賞惨敗からわかる直行ローテの「難易度」トライアルをぶっ飛ばし以外にも不安要素が……

【この記事のキーワード】, ,

 ホープフルSで2着に負かしたマイネルスフェーンはその後京成杯を3着。皐月賞には登録すらしていない。3着のグローブシアターはマイネル以上に厳しく、その後弥生賞で4番人気8着→500万下の山吹賞で1番人気4着と、ともに人気を裏切りながら凡走を続けている。

 不安要素はまだある。それは藤沢和雄厩舎の「ジンクス」とも言える積年の課題だ。過去にタイキシャトルやゼンノロブロイなど数多くの名馬を育ててきた名伯楽だが、未だに皐月賞は未勝利。それだけにとどまらず、ダービー&菊花賞を含む牡馬クラシック3戦はいずれも未勝利に終わっている。

 生涯で打ち立てた素晴らしい実績からすれば案外なほどのクラシックでの不発ぶりは、彼独自の馬なり調教が影響しているなどと巷で噂されているが、実際のところはそう単純ではない。先週の桜花賞でも大本命として送り出したソウルスターリングがまさかの3着。あっけない敗戦に阪神競馬場は大きなどよめきに包まれた。やはり藤沢師はクラシックと縁が薄いのだろうか……。

 競馬ファンからしても、ミスエルテと同じく取捨選択に苦労する1頭には違いない。果たしてレイデオロは異例のローテで成果を出せるか。要注目である。
(監修=永谷 研(美浦担当))

皐月賞レイデオロは走るのか? ミスエルテの桜花賞惨敗からわかる直行ローテの「難易度」トライアルをぶっ飛ばし以外にも不安要素が……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  2. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  3. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. ブレスジャーニー再び「主役」へ5馬身ぶっちぎり!「サラブレッド射殺事件」を乗り越えた”強い3歳馬”の真打ちが復活!?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?