真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.12 18:03
皐月賞・カデナはその末脚で「人馬親子制覇」なるか。福永祐一騎手も認める唯一の「欠点」
編集部
画像:カデナ(ノースヒルズ公式サイトより)16日に開催される第77回皐月賞。本命不在といわれている今年の牡馬クラシック戦線だが、牝馬であるファンディーナが参戦を表明したことでさらに混迷を極めることになった。そんなクラシックの第一戦で、有力候補の1頭にあげられているのが、カデナ(牡、3歳/栗東・中竹和也厩舎)だ。
これまで5戦して3勝2着2回。すべてのレースで上がり最速を記録している。主戦騎手である福永祐一騎手もこの馬の持つ素質に惚れ込んでおり、昨年11月の京都2歳S(G3)を制した時点でクラシックではカデナに騎乗することを決意したといわれている。その後は調教でも騎乗して、皐月賞を取るべく準備を早くから行ってきたようだ。1週前の追い切りでは栗東の坂路で福永騎手を背に乗せ、ジャストドゥイングを3馬身追走。51秒6-13秒3というタイムを出し、最後には併入に持ち込んでいる。
12日に行われた皐月賞共同会見で福永騎手は、「順調にこれているのが何よりです。馬の精神状態も落ち着いています」と話し、「あとは競馬で結果を出していくだけ。どんな走りをするのか、僕自身も楽しみにしてますし、人気を背負う1頭だと思うのでそれに恥じない競馬ができるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
これまで福永騎手は皐月賞で4度の2着を記録。父である元騎手の洋一氏は77年にハードバージで皐月賞を制した。またカデナの父馬は言わずと知れた名馬・ディープインパクト。人馬ともに親子での皐月賞制覇へ向け、余念はないようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
関連記事

田辺裕信騎手の「不気味」コメントが気になる!? 皐月賞(G1)で”絶好調男”が伏兵アウトライアーズに懸ける「気持ち」

皐月賞レイデオロは走るのか? ミスエルテの桜花賞惨敗からわかる直行ローテの「難易度」トライアルをぶっ飛ばし以外にも不安要素が……

皐月賞スワーヴリチャードは本当に「安牌」? ゴルシ・イスラ・ドゥラ・ディーの「共通点」過去5年4勝・共同通信杯組の「明暗」を見抜く秘訣

武豊「12年に一度のジンクス」が皐月賞(G1)に波乱を巻き起こす!? 苦戦必至のダンビュライトに転がり込んできた「2つ」の幸運

怪物ファンディーナ「最大」の不安……牝馬69年ぶりの皐月賞制覇、史上初の牡馬3冠への「絶対条件」とは【徹底考察・皐月賞編】
















