GJ > 競馬ニュース > ソダシ、メイケイエールに続く白毛一族に勝負気配、秋華賞に向かわずマイルで奮起!姉との直接対決実現へ
NEW

ソダシ、メイケイエールに続く白毛一族に勝負気配、秋華賞に向かわずマイルで奮起!姉との直接対決実現へ

【この記事のキーワード】, ,

ソダシ、メイケイエールに続く白毛一族に勝負気配、秋華賞に向かわずマイルで奮起!姉との直接対決実現への画像1

 今週は18日に中京競馬場でローズS(G2)、19日に中山競馬場でセントライト記念(G2)が行われ、3歳馬のラスト1冠に向けた戦いが白熱しそうだ。

 一方、3歳牝馬でありながら秋華賞(G1)とは違う路線に目を向ける馬もいる。その名はママコチャ(牝3歳、栗東・池江泰寿厩舎)。日曜中京の10R納屋橋S(3勝クラス・芝1600m)への出走を予定している。

 毛色は鹿毛のママコチャだが、白毛のアイドルホースソダシの全妹だ。先日のセントウルS(G2)を制したメイケイエールも近親にあたり、今ホットな白毛一族の血統だ。

 どうしても姉たちの陰にかくれがちだが、ママコチャ自身も昨年のデビューから地道に力をつけ、ついにオープン入りまであと1勝というところまで来ている。

 前走は2勝クラスの豊栄特別を3馬身半差で快勝。勝ちタイムもジェンティルドンナの姉・ドナウブルーが2012年の関屋記念(G3)でマークした1:31:5のレコードに0.2秒差まで迫る優秀なものだった。

 そのレースで4着に負かしたルージュラテールは次戦で快勝し、収得賞金の関係で出走が叶うかは微妙な情勢も秋華賞への挑戦を表明。ママコチャも当然、ローズS等のステップレースを経て秋華賞に挑むという選択肢はあっただろう。

 だが、デビューから一貫して芝の1400から1600mを使われていたこともあってか、陣営もマイル路線を歩むことを決めたようだ。

姉との直接対決実現へ

 そうなるとファンが気になるのは姉との直接対決だ。ソダシも札幌記念(G2)の敗因を距離に見出し、秋はマイルCS(G1)への出走を予定している。ママコチャがマイル戦で勝ち進めば、どこかで当たる可能性はあるだろう。

 しかし、時間的な猶予はそれほど残されていないかもしれない。

「ソダシは4歳、ママコチャは3歳とまだまだこれからの年齢です。一方、姉のソダシは既に競走馬としての実績は十分。繁殖牝馬としての将来を考えると、余力があるままの引退が望ましいでしょう。

また、再来年で定年を迎えるソダシ担当の今浪厩務員が『ソダシと一緒に引退できれば』と語っていることも有名で、そうなれば姉に残された時間はそう長くありません」(競馬記者)

 オープン入りを果たしても、すぐにG1へ出走できるわけではない。ソダシが現役の内に間に合うかどうかといったところだろうか。

 そんなママコチャには心強いパートナーが存在する。

ソダシ、メイケイエールに続く白毛一族に勝負気配、秋華賞に向かわずマイルで奮起!姉との直接対決実現への画像2
松山弘平騎手 撮影:Ruriko.I

「まだ正式な発表はされていませんが、おそらく松山弘平騎手が騎乗すると思います。ママコチャはキャリア7戦で、これまで4人の騎手が騎乗しましたが、松山騎手が跨ったレースでは3戦3勝と抜群の相性を誇ります。3戦無敗の好相性だけにチャンス十分ですね」(同記者)

 6月と7月のレースで連勝し、主戦騎手も決まって上り調子のママコチャ。ローズSの1レース前に行われる納屋橋Sが今後の試金石となりそうだ。

 重賞出走の同期たちに負けないインパクトを残せるか注目したい。

ソダシ、メイケイエールに続く白毛一族に勝負気配、秋華賞に向かわずマイルで奮起!姉との直接対決実現へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA崖っぷちジョッキー関西編~四位洋文・小牧太・鮫島良太・柴田未崎ほか~
  8. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!