JRA武豊「G1級」超強力パートナーをゲット! C.ルメール、福永祐一も能力の高さに太鼓判、嬉しい誤算が舞い込んだ裏事情

先週末に行われた土曜中京の9R白梅賞(1勝クラス)を快勝したカルロヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)が、3月18日のファルコンS(G3、中京・芝1400m)に武豊騎手とのコンビで参戦することが分かった。
ハナを奪った白梅賞では、最後の直線をメンバー最速の上がり34秒2で楽勝。勝ちタイム1分33秒3で、ゴール前は流す余裕も見せた。レースで騎乗した福永祐一騎手が「非常にいい馬です」と振り返れば、2着馬に騎乗していた川田将雅騎手からも「勝った馬は強かったです」と白旗を挙げたほどだった。
それもそのはず。単勝1.5倍の断然人気に推された前走の野路菊S(OP)こそ、見せ場なく7頭立ての最下位に凡走していたが、騎乗したルメール騎手から「走り方が良くなかったです。息遣いも良くなく、伸びきれませんでした」とコメントが出ていたように、本調子とは思えない不可解な敗戦に映った。元々のポテンシャルの高さを考えると、トップクラスの1頭に数えても不思議ではない実力の持ち主である。
カルロヴェローチェの名を轟かせたのが、昨年6月阪神のデビュー戦だ。何しろこのレースにはハイレベルなメンバーが集結していた。
1番人気で5着に敗れたドゥラエレーデは、ホープフルS(G1)を制し、2着のチャンスザローゼスは未勝利からアイビーS(L)と連勝。3着ゴッドファーザーも次走の未勝利で大差勝ちを収めただけでなく、6着デルマソトガケはダートに転じて昨年の全日本2歳優駿(G1)を優勝しているのだ。
しかも、カルロヴェローチェに騎乗していたルメール騎手からレース後に「まだ子供っぽい所がありますね。今日はいい勉強になりました。秋が楽しみですね」と余裕十分のコメントまで飛び出していた。
後のG1馬2頭を含む強力メンバーを相手に2馬身差で完勝したカルロヴェローチェの能力が高いのは当然といえるだろう。現役時代に名スプリンターとして名を馳せたシーイズトウショウを祖母に持つこともあり、次走にファルコンSを選択したということは、おそらくNHKマイルC(G1)を視野に入れている可能性が高そうだ。
ルメール騎手が高く評価した逸材の実力に福永騎手も太鼓判を押したこともあり、通常なら福永騎手の継続騎乗も考えられるのだが、同騎手は2月一杯で引退するため、3月の騎乗は叶わない。ルメール騎手で2走前に敗れていたこともあり、そういった意味も含めて同じエージェントの武豊騎手に白羽の矢が立ったのだろう。
本来の実力の片鱗を見せた大物が復活したとなると、NHKマイルCに直行する昨年の2歳王者ドルチェモアも安泰とはいえないはずだ。混戦模様の3歳世代に楽しみが増えたことは間違いない。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRAあの大物でさえ「秒」で消し!? ソダシやレイパパレも戦々恐々、春競馬で共通していた「買ってはいけない馬」の条件
JRA田辺裕信「ケイコの時から、らしさがなかった」5番人気15着大敗のワーケアは「何故」七夕賞(G3)復帰だったのか。格下3頭併せ「2馬身遅れ」も記者が明かした“強行軍”の理由
JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「自分は1回、潰れかけたジョッキー」年間0勝…どん底のハンデ職人を救った名オーナーが他界。明かされた珍冠名「ニホンピロ」の謎
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRAが読み違えた馬主の気持ち!? 「弱い馬は引退せよ」が実現しなかった結果…降級制度の廃止とホープフルSのG1昇格から5年
- 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か















