真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.30 17:11
安藤勝己氏がダービー若手に「喝」!? 思い切った騎乗をした「ベテラン2人」との比較に見る勝負の分かれ道
編集部
安藤氏はこのツイートの前に「ペースを見越したルメールの仕掛けにつきる」とその騎乗を絶賛するツイートも残しており、上記では横山騎手に対しても言及。数々の伝説を残す「アンカツさん」も今回の2人のレースぶりは高く評価したようだ。
一方、藤岡佑介(クリンチャー)、松若風馬(アメリカズカップ)、丹内祐次(トラスト)、松山弘平(アルアイン)の4騎手については珍しく辛口。前述の2人と比較して明らかに消極的な騎乗だったということだろうか。
藤岡騎手はツイートにもあった通り本来の前目でのレースができず、アメリカズカップも同じ状況だった。どちらもゲートの際に良好なスタートを切れなかった面もあっただろう。丹内騎手は超スローペースの先団でレースを進め、流れに乗って17番人気ながら8着。思い切った騎乗ではなかったが、一定の成果は見せたといえる。いずれにせよ「普通のレースをした」3人ということだろう。安藤氏としては物足りなかったようだが……。
また、ここに松山弘平騎手が入るというのも気になるところか。4番人気の皐月賞馬アルアインに騎乗した松山騎手は、上記3人とは異なる「本命サイド」だった。レースでは道中3番手と絶好の位置取りを確保したものの、3コーナーから他馬が捲りを仕掛けてきたところで動かずズルズルと後退。結果的に最後の押し上げで5着を確保したものの、とにかく勝負をかけられない消極的な面がのぞいたのも事実だ。ダービーの舞台で人気を背負うプレッシャーは並大抵ではないということか。
いずれにせよ、安藤氏の語る通り、馬の実力以上に「騎手の腕」が結果に直結したといえる今年の日本ダービー。安藤氏の渇は、若手騎手への期待の表れということだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
JRAデムーロ「サートゥルナーリア交代」の裏に「究極の選択」? あの名物オーナー馬との関係- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 武豊「世界レベルでやれる馬」海外重賞ウイナーと再コンビ決定! 気になる「主戦」川田将雅の動向は?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「組織力にやられた」武豊が潰された有馬記念。安藤勝己氏も指摘した「影の主役」と、日本競馬に馴染みのない文化に賛否両論
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬














