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安藤勝己氏がダービー若手に「喝」!? 思い切った騎乗をした「ベテラン2人」との比較に見る勝負の分かれ道


 安藤氏はこのツイートの前に「ペースを見越したルメールの仕掛けにつきる」とその騎乗を絶賛するツイートも残しており、上記では横山騎手に対しても言及。数々の伝説を残す「アンカツさん」も今回の2人のレースぶりは高く評価したようだ。

 一方、藤岡佑介(クリンチャー)、松若風馬(アメリカズカップ)、丹内祐次(トラスト)、松山弘平(アルアイン)の4騎手については珍しく辛口。前述の2人と比較して明らかに消極的な騎乗だったということだろうか。

 藤岡騎手はツイートにもあった通り本来の前目でのレースができず、アメリカズカップも同じ状況だった。どちらもゲートの際に良好なスタートを切れなかった面もあっただろう。丹内騎手は超スローペースの先団でレースを進め、流れに乗って17番人気ながら8着。思い切った騎乗ではなかったが、一定の成果は見せたといえる。いずれにせよ「普通のレースをした」3人ということだろう。安藤氏としては物足りなかったようだが……。

 また、ここに松山弘平騎手が入るというのも気になるところか。4番人気の皐月賞馬アルアインに騎乗した松山騎手は、上記3人とは異なる「本命サイド」だった。レースでは道中3番手と絶好の位置取りを確保したものの、3コーナーから他馬が捲りを仕掛けてきたところで動かずズルズルと後退。結果的に最後の押し上げで5着を確保したものの、とにかく勝負をかけられない消極的な面がのぞいたのも事実だ。ダービーの舞台で人気を背負うプレッシャーは並大抵ではないということか。

 いずれにせよ、安藤氏の語る通り、馬の実力以上に「騎手の腕」が結果に直結したといえる今年の日本ダービー。安藤氏の渇は、若手騎手への期待の表れということだろう。

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