真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.30 18:50
「打倒キタサンブラック」バンドワゴンがついにG1戦線へ!? 鳴尾記念(G3)を完勝なるか……
編集部
※イメージ画像:バンドワゴン 『JBISサーチ』より
宝塚記念(G1)の前哨戦として位置づけられている鳴尾記念(G3)が6月3日に開催される。
開催時期やグレード、さらには存在意義まで変わっているため、馴染み深いとは言い難い鳴尾記念だが、一昨年にはラブリーデイがこのレースを制して宝塚記念も勝ったように、軽視していると痛い目を見るのは確かだ。
そして、そのレースに”帰ってきた素質馬”バンドワゴン(牡6歳、栗東・石坂正厩舎)が出走すると一部で話題となっている。
バンドワゴンは14年に「クラシック有力候補」と騒がれたものの、脚部不安で長き休養を強いられてしまう。このまま忘れ去られるかと思いきや、昨年2月にダート戦で復帰。同レースでは10着になるも次走の長久手特別で1馬身1/4差の完勝を飾った。その後は1600万下で7着、4着と苦戦を強いられていたが、今年の但馬ステークスを3/4馬身差で制し、いよいよその実力が本格化してきている。
特に但馬ステークスではこれまでの先行集団につけるレース運びではなく、後方に待機して機をうかがう戦法で快勝。これまではゲート難があり、”前”で競馬をする馬ながら出遅れてしまうという致命的な弱点を指摘されることもあった。だが、同レースで見せた走りが今後もできるならば、さらなる勝利も期待できるだろう。
バンドワゴンは栗東の坂道で1週前追い切りを行い、4ハロン53.3-38.8-12.5秒を記録。ゴール前だけ強めに追い込んだことを考えれば、上々の出来だといえる。管理している久保助手は「東スポ」の取材に対し、「前走は直線狭い内から伸びての快勝。あんな競馬ができるとは正直びっくりした」と語り、「それだけ馬が大人になったということだね。帰厩後の状態はいいし、久々の重賞でどれだけやれるか楽しみ」と期待に声を弾ませた。
PICK UP
Ranking
5:30更新- G1引っ張りだこ「同級生」坂井瑠星も徹底マークに沈黙…昨年2勝の「崖っぷち」ジョッキーが約10か月ぶり白星!
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!