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JRAは何故「WIN5」を競馬場で売らないのか? 6年間遅らせた「現金購入システム」開発発表の”裏側”に見える最大の「懸念材料」とは

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 JRA(日本中央競馬会)が2017年度の定例記者会見を行い「WIN5」と「海外馬券」の現金購入を可能とするシステムを開発中であることを明らかにした。

 現状、ともにインターネット投票だけの発売となっているWIN5と海外馬券。特にWIN5は発売当初1日最高22億円を売り上げるなど新馬券の核として期待されたが、近年は配当のMAXとなる6億円にさえ売り上げが届かないことも珍しくない。そこでインターネットだけでなく、現金発売を可能にして売り上げ回復を見込むというわけだ。

 WIN5の現金発売化で最も影響を受けるのは、中高年層を始めとしたお年寄りの競馬ファンであることが予想される。インターネットで馬券を購入していない人が多くいる状況も然ることながら、実は宝くじやロト6といった億単位の超高額配当が期待できるくじを購入しているのは、40代から60代以上といった高齢層が圧倒的に多いのだ。

 したがって今後の高齢社会に向け、長期的な売り上げ増が期待できるWIN5の現金発売化だが、当然ながらメリットばかりではない。

 この話を聞いて、「もし競馬場で6億円ゲットしたら、どうやって帰ろう」と垂涎ものの皮算用をする傍ら、莫大な現金を所持する自らの身の安全を危惧したファンも多いのではないだろうか。

 友人や家族など複数人で行動することや、タクシーを手配して帰宅するなど、様々な防衛策が考えられるが、一番は的中したからといって無駄に騒がないことと、その場で換金しないことだろう。

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