![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
3億円超で取引された「最後の大物候補」が復帰間近? 海外では「頂上対決」の実現も…まだまだ熱いディープインパクトの産駒たち
![3億円超で取引された「最後の大物候補」が復帰間近? 海外では「頂上対決」の実現も…まだまだ熱いディープインパクトの産駒たちの画像1](/wp-content/uploads/2030/10/Ruriko.I_20231022_other_377.jpeg)
3月30日に行われるドバイシーマクラシック(G1)。昨年はイクイノックスが完勝を収めた舞台に、今年も日本からはリバティアイランド、スターズオンアース、ジャスティンパレス、シャフリヤールと豪華G1馬が揃う予定だ。
海外からは、ディープインパクト産駒のG1・5勝馬オーギュストロダンも参戦予定。同父のジャスティンパレス、シャフリヤールとの対決が実現する運びだ。
数少なくなってきた産駒同士による、現役屈指のマッチアップ。ジャスティンパレスにとっては初の海外だが、昨年の天皇賞・春(G1)以来の勝利を掴めるか。また、海外経験に富んだシャフリヤールは、2年前の同レース以来となる復活勝利を果たしたい。
国内においてもディープインパクト産駒は今年、プラダリアが京都記念(G2)を制覇。サリエラがダイヤモンドS(G3)2着、ドーブネが中山記念(G2)2着と未だ存在感を放っている。
そんな父のラストクロップはオーギュストロダンに代表される現4歳世代であり、JRAの現役馬は残り4頭。母数が少なく、昨年のクラシック戦線での活躍も見られず「世代交代」を惜しむ声もあったが、ここに来て盛り返しの予感がする。
24日の阪神7Rでは、スイープアワーズ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が7ヶ月ぶりの2勝目をマーク。母はG1・3勝馬スイープトウショウ、取引価格2億2000万円の貴重な1頭が、鞍上の武豊騎手に「クラスが違う」と言わしめる勝ち方を見せた。
また、ライトクオンタム(牝4歳、栗東・武幸四郎厩舎)は昨年のターコイズS(G3)で14番人気5着、4日の小倉日経オープン(OP)でも3着と健闘した。昨年のシンザン記念(G3)勝利後は振るわなかったが、復活の兆しと言えるだろう。
「最後の大物候補」が復帰間近?
奮闘を続ける最終世代からもう1頭、昨年のきさらぎ賞(G3)を最後に休養中だったオープンファイア(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も帰厩が報じられた。
きさらぎ賞では2着に敗れこそしたが、上がり3ハロン最速の33.8秒は、1着フリームファクシのそれを0.4秒も上回った。セレクトセールでの落札額は3億3000万円と超高額であったことから、まさに「最後の大物候補」に期待したい1頭だ。
当時、鞍上のB.ムルザバエフ騎手も「子供っぽいところが多くて、成長を見ていけばすごい馬になると思う」と評価。それから間隔は空いてしまったが、成長した姿を見せられるか。調整が順調に進めば、近いうちに復帰戦が見られるだろう。
近年ではリーディングサイヤーを争うキズナの産駒を筆頭に、孫の世代から有力馬が多く出ているが、ディープインパクトの仔もまだまだ注目を集めそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
「競馬ファンあるある」誰もが経験するレース後の自慢や後悔…キャプテン渡辺の考える競馬仲間としての「義務」とは?【徒然なる神のくず競馬トーク】
【弥生賞】ドウデュース、ワグネリアン、マカヒキも敗戦…過去10年で最多勝の共同通信杯組と明暗、「13連敗中」皐月賞トライアルの謎
「第3の無敗馬」はヤマニンウルス、オーサムリザルトに続けるか?「格が違う」「上のクラスでもやれる」と絶賛…3連勝中の大物候補が注目の復帰!
JRA初の「馬券発売」サウジCは国内ダートG1を超える売上! 今後は海外レースがより「身近」な存在に?
「大躍進」のスワーヴリチャードに引けを取らない名種牡馬!?「海外制覇」フォーエバーヤングの活躍から見えるリアルスティール産駒の可能性