GJ > 競馬ニュース > C.ルメール「余裕でした」クライスレリアーナが5馬身差の大楽勝!
NEW

C.ルメール「余裕でした」クライスレリアーナが5馬身差の大楽勝! 期待される「ライバル2頭」とのリベンジマッチ

クライスレリアーナに騎乗したC.ルメール騎手 撮影:Ruriko.I
クライスレリアーナに騎乗したC.ルメール騎手 撮影:Ruriko.I

 10日の新潟1Rに行われた2歳未勝利(芝1800m)は、1番人気クライスレリアーナ(牝2歳、美浦・木村哲也厩舎)とC.ルメール騎手のコンビが勝利。単勝1.1倍の圧倒的支持に応え、デビュー2戦目で勝ち上がりを決めた。

 12頭立ての一戦。クライスレリアーナは道中、インコースの2番手を追走。最後の直線で楽に逃げ馬をとらえて先頭に立つと、ノーステッキのまま2着に5馬身差をつける大楽勝。ゴール前では手綱を流す余裕も見せていた。

「クライスレリアーナは新種牡馬サートゥルナーリアの初年度産駒としてもデビュー前から高評価を受けていましたが、未勝利のここでは力が違いすぎましたね。440キロの馬体もまだまだ成長の余地を残しているように見えました。間違いなく来年の牝馬クラシックを賑わす1頭となるでしょう」(競馬記者)

 レース後にはルメール騎手も「ずっと余裕でした」「能力があります」とクライスレリアーナを高評価。今年のオークス馬チェルヴィニアやイクイノックスと同じルメール騎手×木村厩舎のタッグから、また新たな大物候補が登場した。

期待される2頭とのリベンジマッチ

 ちなみに、これだけ強い勝ち方をしたクライスレリアーナだが、初陣となった6月の東京・芝1600mの新馬戦(牝馬限定)では3着に敗れている。このとき先着を許したのがミリオンローズとエンブロイダリーである。

 クライスレリアーナを3/4馬身抑えて2着に入っていたエンブロイダリーは先月27日、新潟・芝1800mの未勝利に出走すると、ノーステッキのまま後続に7馬身差をつける圧勝劇。従来のレコードタイムを0秒9も更新しており、レース後には「超大物候補」「間違いなくG1級の器」といった声も聞かれていた。

 また、そのエンブロイダリーとクライスレリアーナを退けてデビュー勝ちを飾ったミリオンローズは、2戦目に18日のクローバー賞(OP)を予定。現在はSNSやネットの掲示板に「2頭に勝ったこの馬はヤバい」「今のところ最強馬」といったコメントが続々と寄せられており、戦わずして評価がうなぎ登りとなっている状況だ。

 ただ、クライスレリアーナは初戦でミリオンローズとエンブロイダリーに敗れたとはいえ、この2頭は終始インコースを通り、最後の直線でも内ラチ沿いから抜けてきた。それに対して本馬は4コーナーで外に出すなど、コース取りにやや差があったといえそうだ。

 そのため、当然ながらわずか一戦で勝負付けが済んだとはいえそうにない。2頭と再び相まみえる日がやってくることを楽しみに待ちたい。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

C.ルメール「余裕でした」クライスレリアーナが5馬身差の大楽勝! 期待される「ライバル2頭」とのリベンジマッチのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【オールカマー(G2)展望】レーベンスティールVSステラヴェローチェ「未完の大器」がG1戦線を見据えて激突!
  2. 岩田康誠「復活のキーマン」はあの調教師!? スリーキングス新馬勝利後の落馬にヒヤリもコンビ結成は急上昇中
  3. 【神戸新聞杯(G2)展望】菊花賞(G1)の王道トライアルで春の実績馬と夏の上がり馬が激突!
  4. 川田将雅×中内田充正「出走機会4連勝」ローズS無双も本番の秋華賞では…クイーンズウォークに見えた課題
  5. 「最終回」今後も共に馬券道を突き進みましょう!!【徒然なる神のくず競馬トーク】
  6. 「真相は藪の中」謎の多い角田大河の逝去…未来ある若者が不可解な行為、ネットでは「同乗者」を特定する動きも?
  7. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. ジャスティンミラノ、ロードカナロア級の「怪時計」が続出…“ヤリ過ぎ中山開催”に驚きの声【スプリンターズS】「7年ぶり」戴冠かかる大物馬主に最大チャンス!【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  10. 【ローズS】レガレイラ「一強」に異議あり!? 川田将雅×中内田厩舎より不気味な穴候補が一角崩し