GJ > 競馬ニュース > エプソムC「連対馬」驚きの出世率
NEW

「中途半端重賞」と馬鹿にしてはいけない! エプソムC「連対馬」驚きの出世率に、馬券師も無視できない?

【この記事のキーワード】, ,
jasutawei.jpg2013年の2着馬はジャスタウェイ(JBISサーチ公式サイトより)

 12日に東京競馬場で開催されるエプソムC(G3)。5週連続G1開催の後に行われるG3競走ということで、どうしても地味な印象を持たれがちなこのレース。だが、この競走の”由緒”はなかなか正しい。

 レース名である「エプソム」は、イギリスのエプソム競馬場のことであり、日本ダービーが開かれる東京競馬場と英ダービーが開かれるエプソム競馬場が姉妹競馬場として提携し、1984年から開催が始まった。エプソム競馬場では「The JRA Condition Stakes(東京トロフィー)」が行われている。

 というわけで、「中途半端な時期にやるG3」などと馬鹿にしてはいけないということだ。そして、「馬券ファン」としても決して侮れないレースでもある。

 昨年の勝ち馬は、今や世界的に名を知られる存在となったエイシンヒカリだが、過去の勝利馬にはマーベラスサンデー、アメリカンボス、エイシンデピュティ、ダークシャドウなど、その後の活躍馬がズラリと並ぶ。2着馬には、後に世界最高のレーティングを得るジャスタウェイ、マイルCSを制するダノンシャークなどの名前も。

 今挙げた馬たちに関しては、全馬がその後G1競走で勝利、または連対している。他にもシンゲンやサンライズマックス、ディサイファにクラレントなどもその後重賞を勝利しており、圧倒的ではないにせよ「プチ出世レース」としての役割を果たしているのだ。

 馬券購入者としても、G1出走馬に「エプソムC勝ち馬、2着馬」がいるかどうかは確認しておいてもいいかもしれない。地味なのか人気にならない馬も多く、美味しい思いができるかもしれない。

 今年の主役は牝馬のルージュバック。このレース、1994年のワクーチカコ以来、20年以上牝馬が勝利していないレースでもある。ジンクスを破って連対以上の成績を収めれば、秋への期待は大いに高まるかも……。

「中途半端重賞」と馬鹿にしてはいけない! エプソムC「連対馬」驚きの出世率に、馬券師も無視できない?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬