真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.04.08 15:28

【皐月賞(G1)展望】武豊ジャンダルムが福永祐一の「宿願」ワグネリアンに挑む! 大本命ダノンプレミアム離脱で歴史的大混戦!
編集部

スプリント女王ビリーヴの仔にして、2歳秋にデイリー杯2歳S(G2)を勝つなど、早くから非凡なスピードを見せているジャンダルム。しかし、年末のホープフルS(G1)で2着すると、前走の弥生賞でも3着。2000mでもトップレベルと渡り合えることを証明した。
弥生賞は3着に敗れたとはいえ、2着のワグネリアンとなら半馬身差の競馬だった。逆転の余地は十分に残されており、あとは百戦錬磨の武豊騎手の手綱に託された。
このままで終われないのが「もう1頭の2歳王者」タイムフライヤー(牡3歳、栗東・松田国英厩舎)だ。
昨年末のホープフルSでは、ジャンダルムをゴール前で捉えて勝利。昨年からG1昇格を果たした2歳王者決定戦の初代チャンピオンに輝いた。
ただ、ダノンプレミアムと並ぶ2歳王者として期待された前走の若葉S(OP)だったが、スタートで不利を受けて後方からの競馬になると、最後の直線では大外を回って追い上げたものの5着。単勝1.2倍という圧倒的な人気を裏切る敗戦に、評価が大きく下落している状況だ。このままでは終われない。内田博幸騎手との新コンビで巻き返しに挑む。
他にもスプリングSでステルヴィオと接戦を演じたエポカドーロ、共同通信杯(G3)の勝ち馬オウケンムーン、京都2歳S(G3)の覇者グレイル、京成杯(G3)を勝ったジェネラーレウーノ、弥生賞で接戦の4着だったサンリヴァルなどの伏兵陣も、ダノンプレミアム不在に俄然色気づいているはずだ。
大本命馬のまさかの離脱によって、一気に混戦模様と化した今年の皐月賞。果たして、今年の牡馬クラシックの「主役」に躍り出るのは、どの馬か――。注目のレースは、15日(日)の15時40分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分