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ディーマジェスティ引退……「伝説の皐月賞」を制した末脚戻らず、夢は2世へ受け継がれる

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1120delimajesuty_01.jpg※画像:皐月賞 『競馬つらつつら』

 昨年の皐月賞馬ディーマジェスティ(牡4歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が引退、種牡馬入りすることが各スポーツ紙で報じられた。同馬は、先日公開された「第62回有馬記念ファン投票」公式サイト内で、名前が見当たらないと話題となっていた。

 昨年、ディーマジェスティは共同通信杯(G3)を勝利して皐月賞へ。レースには、後のダービー馬マカヒキ、その年の菊花賞、有馬記念を制したサトノダイヤモンドらも出走していた。ディーマジェスティは8番人気だったものの、レースでは大外一気の豪脚を見せてレコード勝ち。その後、日本ダービー(G1)は3着、菊花賞(G1)でも4着と一定の結果を収め、世代を牽引する活躍を見せていた。

 だがジャパンC(G1)を13着で終えると、主戦の蛯名正義騎手が追い切りから本来の動きでなかったとして、「Wコースでの追い切りと同じまま。もっと軽快に走ってくれる馬だと思うんだけど……」などと状態面が不安視され始める。

 立て直しを図るべく、陣営はそのまま年内休養を選択。今年の始動戦である日経賞(G2)で復活を期待されていたが6着。続く天皇賞・春(G1)でも6着と、本来の走りは鳴りを潜めていた。

「天皇賞・春の後は、宝塚記念の回避を決断して休養入り。どうやら、京都競馬場の高速馬場が影響したようでレース後、蛯名騎手は『歩様がひと息で、突っ張って走っているよう。固いところを走ると抜くような感じ』と振り返り、さらに『こんなんじゃないんだよ、皐月賞当時とは全然で……』と悔しさを露わにしていました」(記者)

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