真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.19 15:10
【ジャパンC(G1)展望】武豊「完全復活」でキタサンブラックの連覇なるか!? 宿敵サトノクラウンの「鞍上」は?
編集部
26日、東京競馬場で開催される第37回ジャパンC(G1)に今年も豪華メンバーが集った。昨年は小雨が降る中を1番人気のキタサンブラックが、2着馬サウンズオブアースに2馬身半差をつける完勝。武豊騎手の絶妙なペースコントロールが流れを支配し、後続にほぼ何もさせなかったレース運びが印象的だった。
しかし、今年の武豊騎手はいわば”手負いの名手”。調教中の落馬負傷により、先週は日曜日に2鞍騎乗しただけと、今週も万全の状況でレースを迎えられるのかは不透明。今年も主役を務めるキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)にとっても、非常に大きな問題となるはずだ。
その一方、連覇が懸かるキタサンブラックの方は極めて順調な様子。歴史的不良馬場の中で行われた前走の天皇賞・秋(G1)では、ライバル・サトノクラウンとの壮絶な叩き合いを制して春秋連覇を達成。2年連続の年度代表馬に向けて大きく前進した。
15日に栗東のCウッドコースで行われた1週前追い切りでは、3頭併せで最先着と上々の動きを披露。陣営も激戦となった天皇賞・秋の「疲れはない」と、その回復ぶりを強調しており、今年も主役の座は譲れないところだろう。
すでに年内での引退が正式に発表されており、泣いても笑ってもあと2戦。秋古馬三冠達成で歴代賞金王の座も見えており、「伝説」を残してターフを去りたいところだ。
逆にサトノクラウン(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)にとっては、ここが正念場となりそうだ。
今春の宝塚記念(G1)ではキタサンブラックが不発に終わる中、他馬を蹴散らす力強い走りで国内G1初制覇を達成。昨年末に、世界の強豪ハイランドリールを破る大金星を上げた香港ヴァーズ(G1)を合わせて、2つめのタイトルとなった。
PICK UP
Ranking
17:30更新- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題