GJ > 競馬ニュース > ジャパンC1週前
NEW

ジャパンC(G1)キタサンブラック「死闘」のダメージは? 1週間前追い切りでは天皇賞・秋を戦った「アノ馬」の状態面に一抹の不安……

ジャパンC(G1)キタサンブラック「死闘」のダメージは? 1週間前追い切りでは天皇賞・秋を戦った「アノ馬」の状態面に一抹の不安......の画像1

 26日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)に向けた1週間前追い切りが15日に行われ、キタサンブラックなどが順調な動きを見せた。

 引退まで、あと2走。前走で天皇賞の春秋連覇を果たし、再び現役最強馬の座を確固たるものにしたキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が、栗東のCウッドコースで1週前追い切りを行った。

 年下の馬を2頭引き連れての3頭併せ。5馬身ほどの”ハンデ”を与えてやり、最後はしっかりと先着を果たして貫禄を見せつけた。前走の天皇賞・秋は歴史的な重馬場での死闘となったが6ハロン81.1秒、ラスト12.3秒の動きに大きなダメージは感じられない。本馬の調教役となる黒岩悠騎手も「疲れは感じない」と、その回復ぶりを強調している。

 馬の方が順調となると、気になるのは”人”の方か。調教中の落馬負傷により先週の騎乗を見合わせた主戦の武豊騎手だが、今週は日曜日の2鞍だけに騎乗する予定。本格的な復帰は来週以降となる。まずは今週末に万全を強調しておきたいところだろう。

 そんな現役王者に胸を借りる今年のダービー馬レイデオロ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も、美浦のウッドコースで精力的な3頭併せ馬を敢行した。

 終始馬なりで楽な手応えだったが、5ハロンを69.1秒、ラスト12.9秒で併入。騎乗したC.ルメール騎手は「パーフェクト」とその動きを絶賛。キタサンブラックの強さを認めながらも「この馬の限界はまだわからない」と改めて挑戦状を叩きつけた。5日のアルゼンチン共和国杯(G2)では、ダービーで接戦を演じたスワーヴリチャードが古馬を相手に完勝。3歳牡馬の総大将として、新たな時代の幕開けを告げるか。

ジャパンC(G1)キタサンブラック「死闘」のダメージは? 1週間前追い切りでは天皇賞・秋を戦った「アノ馬」の状態面に一抹の不安……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  3. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  4. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  5. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  6. 横山和生「謎」の降板にファンから賛否の声…朝日杯FSで無敗の主戦に非情采配
  7. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  8. C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
  9. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  10. ステラヴェローチェに並ぶ「最速」を記録、メイショウタバルの毎日杯は凌駕…大注目の惑星が日本ダービー前哨戦に登場!