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JRA牡馬クラシック「混迷」も皐月賞で戸崎圭太復活! 勝負分けた「ベスポジ」と控える「大物」たち

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 最近は昨年までのように順調に勝利をあげられず苦しんでいた戸崎騎手だが、ここへきて大仕事をやってのけた(花粉症が収まったのか?)。今週土日トータルで4勝と、徐々に本来の姿を取り戻しつつあるのかもしれない。

 ただ、2着サンリヴァルもエポカドーロとまったく同じ位置にいて脚を伸ばして2着。離れた4、5番手というのがレースとして「ベストポジション」だったことはいうまでもないだろう。それだけに、”今後”はますます混沌としたものになりそうだ。

「展開次第でいかようにも結果が変わりそうな皐月賞だっただけに今後の判断は難しいですね。次は2冠の日本ダービーですが、今回のレースだけでは世代の『順位付け』はしづらいでしょう。それだけ極端というか評価の難しいレースでした。もちろん上位2頭は強いですし、粘ったジェネラーレウーノも大器の片鱗があるとは思いますが。

日本ダービーには回避したダノンプレミアムも顔を出すようですし、毎日杯で力を発揮したブラストワンピースにも大物感があります。あとは青葉賞組ですね。ダノンマジェスティにオブセッション、サトノソルタスなどディープインパクト産駒の注目馬が多数スタンバイしています。この結果如何では、皐月賞組が想像以上に人気にならない展開もありそうです」(同)

 混迷を極める今年の牡馬クラシック。これも競馬の面白さ、といってしまえばそれまでだが……。

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