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2017.10.10 10:35
リアルスティール「北米遠征プラン」にサンデー出資者激怒? リスクを鑑み「天皇賞参戦」決定か
編集部

8日の毎日王冠(G2)で復活勝利を決めたリアルスティール(牡5 栗東・矢作厩舎)。M.デムーロ騎手の見事な手綱さばきも相まって、ハイレベル戦を一刀両断した。
やはり、キタサンブラックの同期ライバルは強かった。中団後ろで脚を溜め、最後の直線ではギリギリまで追わず、ゴーサインを出すと一気の伸び。サトノアラジンとの叩き合いも制し、ドバイ王者の意地をソウルスターリングやマカヒキなど若手に見せつけた格好となった。
さあこれで次は天皇賞、キタサンブラックとの久々の対戦……かと思いきや、矢作調教師がレース後、思わぬ「プラン」を「スポーツ報知」の取材で口にしていた。
「今後は(サンデーレーシング代表で不在の)吉田俊介さんと相談して、天皇賞に行くか、ブリーダーズカップマイルに行くのか決めたい。海外遠征の準備は水面下でそれなりに進めてきた」
飛び出したまさかの「北米遠征」プラン。矢作調教師曰く、今年のBC開催が西海岸で欧州馬が遠征しづらく、天皇賞よりも勝ちやすいメンバーになるのでは、という見立てがあるようだ。
確かに、今年の天皇賞はキタサンブラック以外にもサトノクラウン、ネオリアリズムなど超豪華メンバーになるとすでにいわれており、激戦は間違いない。それならば北米で勝利を……という考えが理解できないわけではない。海外遠征に積極的な矢作調教師らしい考えでもある。
無論、世界の強豪が集うブリーダーズカップマイルに勝利するのは至難の業であり、日本馬の勝利歴もない。さらに、リアルスティール自身の「マイル適性」という点に関しても一抹の疑問が残る。
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