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JRA津村明秀騎手「魔の福島開催」に怒りの声!? 福島リーディング獲得も、3週連続「大事故」勃発で”骨折騎手”だらけの事態に警鐘……

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 さらに翌週の15日の競馬でも、9Rで計4頭が巻き込まれる大きな落馬事故が発生。JRAの発表によるとジーブレイズに騎乗していた柴山騎手が右尺骨を骨折、サマニーの菊沢一樹騎手が左鎖骨の骨折、スカイアクセスの長岡禎仁騎手は打撲や挫傷、最も後ろにいたブルベアバックの木幡巧也騎手に大きなケガはなかったようだ。それでも2人の騎手が重傷を負う悲惨な事故となった。

 また、そのさらに1週間後の22日、6Rで今度は中井裕二騎手が落馬負傷した。騎乗していたロングブーケが向正面で急に外側に逃避したせいで落馬。中井騎手は左足関節骨折と診断され離脱が予想される状況だ。

 今回の福島は、わずか3週間の開催だった。しかし、そのいずれの週でも平地のレースで落馬事故が発生。落馬した騎手が骨折する悲惨な事故が相次ぐ結果となってしまった。

「この状況に思わず”怒り”の声を上げたのが、今回の福島開催で9勝を上げ、リーディングに輝いた津村明秀騎手でした。津村騎手は毎週のように起こった落馬事故を受けて『危な過ぎますよね……こういう競馬をやっているようではダメですよ』と、周囲の騎手にも警鐘を鳴らしていたそうです。また、吉田隼人騎手も『事故が多過ぎる』というようなことをボヤいていたとか……。

落馬などレース中の事故の原因は必ずしも騎手だけの責任ではないですが、レースを勝つことばかり考えて、最低限の事故を回避する動きや、万が一落ちてしまった時の判断など、基礎的な部分が疎かになっている若手騎手が増えているそうです。

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