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【日本ダービー(G1)展望】ダノンプレミアム「絶対王者」堂々の戦列復帰! 皐月賞馬エポカドーロ、大器ブラストワンピースら「平成最後」の頂上決戦!


 果たして絶対王者は、やはり王者なのか――。次代の競馬界を担う大器にとって、キャリア最大の試練が幕を開ける。主戦の川田将雅騎手にとっても、今後のキャリアを占う大一番になりそうだ。

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 そんな2歳王者ダノンプレミアムの無敗を止められるのは、やはり未対戦組か。混戦を制して皐月賞馬となったエポカドーロ(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、当然その筆頭候補だ。

 スプリングS(G2)を2着して挑んだ前走の皐月賞では好位から抜け出し、最後には2馬身差をつける強い内容。7番人気の伏兵とは思えない、堂々たる走りだった。

 あまりにも鮮やかな勝ち方だったためフロック視する声もあるが、2月のあすなろ賞(500万下)で3馬身半差をつけたスーパーフェザーが、青葉賞(G2)で3着に好走。この馬のポテンシャルが改めて証明される結果となった。

 皐月賞馬として、世代唯一の「3冠」の権利を持った存在。今回でダノンプレミアムを負かすようなら、戸崎圭太騎手と共に父オルフェーヴルに次ぐ史上8頭目の快挙も見えてくるはずだ。

 ダノンプレミアムと未対戦組の中「異色の存在」として大きな注目を集めているのが、毎日杯(G3)を勝ったブラストワンピース(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)だ。

 ここまで3戦3勝の無敗。今回と同じ東京2400mで行われたゆりかもめ賞(500万下)を4馬身差で圧勝したレースぶりも然ることながら、この馬がクラシック候補として大きく注目されるようになったのは前走の毎日杯のレース内容だ。

 稍重の東京2400mで強い競馬をしたブラストワンピースにとって、毎日杯での課題はスピード競馬に対応できるかだった。しかし、いざフタを開けてみると、後方からレースを進めたゆりかもめ賞とは一転して、2番手からの競馬。距離短縮による戸惑いなどまったく感じさせないまま最後の直線に向くと、早め先頭のまま押し切ってしまった。

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