GJ > 競馬ニュース > 中内田厩舎「選択ミス」?  > 2ページ目
NEW

JRA中内田充正厩舎「選択ミス」? 高額良血ダノンファンタジー新馬敗戦の「後日談」

【この記事のキーワード】, ,

 しかし計算違いが生じたのは、調教抜群で態勢万全のグランアレグリアが5Rに出走してきたことだった。離された2馬身差は縮まることもなく完敗であった。

「芝1400に使っていればダノンファンタジーは勝っていたのではないか。このあとすぐ勝てるだろうが新馬戦は一回きりだし」と関係者は悔しがっていたという。ライバルとの対戦を避け、レースを変えたものの、そこに出てきた素質馬に完敗。不運というべきかなんというべきか。

 また、走破時計だけを見れば勝てそうではあるが、アカネサスのレース内容は濃かった。

「先行勢でインを走り、直線、他馬が最内を通るとアカネサスは驚いて外によれ、すぐ立て直して追うと前に進路がなくなります。他の馬ならこの時点で戦意喪失なんですが、アカネサスは非常にクレバーでしたね。

前が壁になり、少し外に出しながら追うと、外から上がって来た馬に蓋をされてしまい、前の馬と接触しないようデムーロ騎手が手綱を絞って走り続けます。残り100mでやっと前が開くと、デムーロ騎手のゴーサイン。アカネサスはグングン前に進出し、6頭をあっさり置き去りに。最後は前を行く1頭をアタマ差交わしてゴール。実質レースしたのはゴール前100mだけで、強いレースでしたよ。

もしここにダノンファンタジーが出てたとしても、どうだったでしょうかね」(同記者)

 レース後に何を言おうとも負けは負け。2歳馬の伸びしろはまだまだこんなものではない。2017年セレクトセール1歳にて9000万円で落札した期待馬だけに、次こそ快勝をしてもらいたいものだ。

JRA中内田充正厩舎「選択ミス」? 高額良血ダノンファンタジー新馬敗戦の「後日談」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  5. 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
  6. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?