GJ > 競馬ニュース > 【キーンランドC(G3)展望】  > 2ページ目
NEW

【キーンランドC(G3)展望】サマースプリントシリーズ第5戦!札幌でのスプリント戦を制するのは?

【この記事のキーワード】, ,

 今年の夏競馬で活躍が目立つ3歳馬からはダノンスマッシュ(牡3、栗東・安田厩舎)に注目したい。1番人気となったファルコンS(G3)では出遅れが響いてしまい、直線で伸びを欠いて9着と期待を裏切った。その後、アーリントンカップ(G3)では5着、NHKマイルC(G1)は7着と結果が出せていなかったが、距離短縮して挑んだ前走の函館日刊スポーツ杯(1600万下)では、好位追走から直線で難なく抜け出し久しぶりに勝利した。重賞に戻り相手関係が一気に強化されるが、初めての洋芝、スプリント戦のどちらにも適性を示しただけにチャンスは十分ありそうだ。前走よりも軽い斤量53㎏での出走も魅力的で重賞制覇の大きな原動力となりそうで距離短縮により見出したスプリント戦線で活躍することはできるだろうか。

 ナックビーナス(牝5、美浦・杉浦厩舎)はまだ重賞未勝利だが常に上位争いに絡んでいるだけに、そろそろ勝利が欲しい。前走の函館SS(G3)では勝ち馬から0.1秒差の3着に入る差のない競馬をみせている。叩き2走目で迎える今回は上積みが期待でき、前走以上の結果を目指すにはうってつけの舞台。2走前の高松宮記念(G1)はそれほど注目されていなかったが、0.1秒差の3着に入る好成績を残しており一昨年の同レースでの成績が12着だったことを考えればこの1年の充実ぶりは凄まじい。3年連続での出走となるこのレースで悲願の重賞初制覇を飾りたいところ。

 このほかでは函館SS(G3)出走組のヒルノデイバロー(牡7、栗東・昆厩舎)、タマモブリリアン(牝5、栗東・南井厩舎)や2走続けて実力を出し切れていない印象のペイシャフェリシタ(牝5、美浦・高木厩舎)などに注目したい。

 サマースプリントシリーズのタイトル争いの他に秋のスプリンターズS(G1)を目指す有力馬の出走が多い今年のキーンランドC(G3)は見どころが多そうだ。北海道で行われる高速決着となる可能性が高いレースは26日(日)15時35分に札幌競馬場で発走予定となっている。

【キーンランドC(G3)展望】サマースプリントシリーズ第5戦!札幌でのスプリント戦を制するのは?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  2. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  3. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  4. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  5. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  6. テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声
  7. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
  10. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?