真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.11 14:47
JRA「キタサンブラック風」オウケンムーン巻き返し? 3年前の「再現」なるか
編集部
17日に中山競馬場で菊花賞(G1)トライアルのセントライト記念(G2)が開催される。今年も秋の飛躍を期待できる素質馬が揃ったが、ここでの巻き返しを期待される1頭がオウケンムーン(美浦・国枝栄厩舎)だ。
オウケンブルースリ産駒という極めてマイナーな血統である”地味馬”オウケンムーン。だが2月の共同通信杯(G3)を好位から抜け出して優勝したことで、一躍クラシック候補として期待された。
しかし、皐月賞(G1)では稍重の馬場に足を取られて行き足が付かず、巻き返すべく3コーナーから早めに仕掛けるも、直線半ばで手応えを失い12着と惨敗。続く日本ダービーでも好位につけることができず、いいところなしで15着。良血馬の集うクラシックの壁に跳ね返され、結果を残せないでいた。
「春は惨敗続きでした。しかし、あの時期はまだまだ幼い面が残っており、重賞を制覇したものの陣営からも『当初はなぜ走るのか首をひねったくらい』『ちょっと頭が高い走法でデタラメ感がある』という声があがったほど。競走馬として未完成の状態だったようです。
未完成だった分、伸びしろもあるハズ。血統的にも父オウケンブルースリが春のクラシックに未出走ながら菊花賞馬になり、その後も息長く活躍したように比較的晩成なのでしょう。これからの巻き返しに期待がかかります」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛