GJ > 競馬ニュース > タニノフランケル重賞挑戦
NEW

JRA「最強血統」タニノフランケルついに重賞挑戦! セントライト記念(G2)での鍵は……

【この記事のキーワード】, ,
JRA「最強血統」タニノフランケルついに重賞挑戦! セントライト記念(G2)での鍵は......の画像1※画像:タニノフランケル 『競馬つらつら』より

 17日に中山競馬場で開催される菊花賞トライアル・セントライト記念(G2)。今年も最後の一冠を目指し、伸び盛りの3歳たちが集う。そこで自身に流れる血の価値を証明したいのが、タニノフランケル(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎)だ。

 母は牝馬として64年ぶりに日本ダービー(G1)を勝った他、G1・7勝を上げて史上最強牝馬の一頭に数えられるウオッカ。そして父が14戦14勝(G1・10勝)で「21世紀最強馬」と名高いフランケル。両親合わせて「17冠ベビー」、稀に見る良血馬として誕生したタニノフランケルには大きな期待がかけられていた。

 だが、勝ちきれない競馬を続け、ダービー出走へ最後のチャンスだった京都新聞杯(G2)では3番人気に支持されるも、17着と殿負け。凡走を繰り返し、春のクラシックの壁に跳ね返されてしまう。

 だが、春のクラシック挑戦失敗から3カ月の夏の一戦・西部スポニチ賞(1000万下)で一変。芝1800mのレースで最内枠から勢い良く飛び出すと、1000m通過が59.5秒というやや速いペースだったにもかかわらず、一度もハナを譲ることなく最後も馬なりのまま、2着に4馬身差をつけて圧勝してみせた。

「タニノフランケルは9戦3勝していますが、その勝ち星をすべて”逃げ”で獲得しています。昨年の夏、陣営は戦略の幅を広げるべく、当時の鞍上を務めていた福永祐一騎手に控える競馬を教えるように指示していたこともありましたが、それはうまくいきませんでしたね。

 出足の良さはデビュー戦から称賛されていましたし、それを活かして折り合いなども気にせず、思うがまま走らせるスタイルのほうが力を出しやすいのかもしれません」(競馬誌ライター)

JRA「最強血統」タニノフランケルついに重賞挑戦! セントライト記念(G2)での鍵は……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も