真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.09.09 09:43
武豊マウレア「歩様乱れ」検査の結果は……秋華賞(G1)出走権ゲットも「オークス上位馬」を襲うアクシデント続出に呆然
編集部
「何もなければいいんですが……」
8日に中山競馬場で行われた秋華賞トライアル紫苑S(G3)は、C.ルメール騎乗の2番人気ノームコアが圧勝。3馬身差の勝利にルメール騎手も「アーモンドアイは強い馬ですけど、彼女にもチャンスありそう」とライバルの出現を意識するほどの完勝劇だった。昨年の秋華賞馬ディアドラが重賞初勝利を飾ったレースで、今年も有力候補が誕生した。
その一方で、気になるのが1番人気で2着に敗れたマウレアだ。
ノームコアには完敗を喫したものの、今回はトライアル。春のチューリップ賞(G2)2着で賞金面の心配がないマウレアにとっては、目標の秋華賞の優先出走権を確保する上々の滑り出しといえた。
しかし、問題はゴールを過ぎてから早々に鞍上の武豊騎手が下馬したことだ。
「直線で突っ張って走っていたので『オヤオヤ』と思った。ゴール板を過ぎたら、歩様が乱れましたね。何もなければいいんですが……」
数々の勝利を上げてきた一方で、こういったアクシデントも数多く経験している名手の判断だけに状況は深刻だ。直後に診療所で検査を受けた結果、ハ行と診断され、骨などに異常は認められなかったものの、秋華賞出走の雲行きはかなり怪しくなったことは間違いないだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛