GJ > 競馬ニュース > 福永「大丈夫」は結果論  > 2ページ目
NEW

JRA福永祐一騎手落馬「大丈夫」は結果論? 頭蓋骨骨折で継続騎乗……現場医師の判断と「医療体制」に改めて疑問

【この記事のキーワード】, , ,

「福永騎手は落馬負傷後も騎乗を続けており、CT検査を受けたのは全レースが終了してから。幸い、軽度の骨折ということで事なきを得ましたが、『頭だけに危なかった』という声も当然あります。

続戦は福永騎手本人の意思でしょうが、箇所が箇所だけに大事を取らせるのも騎手を管理するJRAの仕事ではないでしょうか。実際に軽度とはいえ、ヘルメットを装着していた福永騎手の頭蓋骨が骨折しているのですから、相当な衝撃があったことは想像に難しくありません。

今も大丈夫とはいえ、検査の結果次第では騎乗できない可能性もあるとのこと。ならば落馬当日に騎乗していたことは、考えようによっては『非常に危険な行為だった』ようにも思えますね。少なくともJAR側は騎乗を許可する前にCT検査を始めとした、しっかりした検査をすべきだったのではないでしょうか」(別の記者)

 実際に福永騎手が落馬後も騎乗し続けた後、検査で頭蓋骨骨折・気脳症と判明した際は、ファンの間にも大きな動揺が走っていたようだ。SNSなどでは「なんで福永騎手は乗り続けてたの?」「いやいや、JRAは乗せちゃだめでしょ!」「先に検査しろよ……アタマでしょ?」など、JRA側の対応を疑問視する声が殺到した。

「福永騎手のコメントによると『CT検査を受けるために外部の病院へ行った』とのこと。この発言を元にすると、阪神競馬場内にそういった施設が常備されていないということになります。

また福永騎手からすれば、馬主を始めとした関係者に迷惑を掛けたくないという思いもあるでしょうし、翌週には自身初のダービーを掴み取ったワグネリアンの騎乗が控えている身。多少痛みがあっても、そう簡単に自重することはできなかったと思います。

JRA福永祐一騎手落馬「大丈夫」は結果論? 頭蓋骨骨折で継続騎乗……現場医師の判断と「医療体制」に改めて疑問のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは