真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.11.20 15:50
JRA「1/30」美浦日本人騎手「秋芝G1掲示板1人だけ」の惨状
編集部
18日のマイルチャンピオンシップはW.ビュイック騎手のステルヴィオが優勝。以下、M.デムーロ騎手のペルシアンナイト、川田将雅騎手のアルアイン、松山弘平騎手のカツジ、そして戸崎圭太騎手のミッキーグローリーが入線した。
今秋の芝G1は川田騎手がファインニードルで勝利した以後、ルメール騎手を始めとした外国人騎手が席巻。日本人騎手たちの奮起が期待されるもののかなり寂しい状況が続いている。そしてよくよく結果を見てみると、さらに悲しい事実が判明したと話題だ。
「先週のマイルチャンピオンシップで戸崎騎手が5着に入線。実はこれが今秋の芝G1で『美浦所属の日本人騎手』の初掲示板なんです。馬券じゃなくて掲示板。ここ最近は関西でG1競走が行われていたためというのもありますが、東京競馬場で開催された天皇賞・秋すらも掲示板は外国人騎手と栗東所属騎手。もう少し、美浦所属の騎手たちには頑張ってもらいたいところですね」(競馬記者)
騎手の西高東低は長らく叫ばれてきた。最近でも美浦の有力厩舎は美浦所属の騎手にではなく、外国人騎手や栗東所属の騎手に騎乗依頼を出し、勝利を積み重ね、厩舎リーディングの上位に名を連ねることも多い。
「ルメール騎手も栗東所属ながら、アーモンドアイなど美浦の厩舎が管理する馬に騎乗して勝利を重ねています。
外国人騎手vs日本人騎手とさかんに語られていますけど、本当のところは外国人騎手vs栗東所属騎手だったのかもしれませんね。東西の日本人騎手たちがお互い切磋琢磨して技術を高めつつ、外国人騎手の来襲を迎え撃ってもらいたいのですが…」(競馬誌ライター)
美浦の騎手たちの奮起が待たれる。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛