GJ > 競馬ニュース > スワーヴリチャード回避
NEW

有馬記念(G1)スワーヴリチャード回避「詰まったローテ」理由に「どこが?」の声……世界レコード反動も?

【この記事のキーワード】, ,
有馬記念(G1)スワーヴリチャード回避「詰まったローテ」理由に「どこが?」の声......世界レコード反動も?の画像1

 12月23日の有馬記念(G1)に出走を予定していたスワーヴリチャード(牡4 栗東・庄野靖志厩舎)が、同レースを回避することが「競馬ブック」の報道で明らかになった。

 同馬は今年の大阪杯を優勝しG1初制覇。その後は安田記念3着、天皇賞・秋10着、ジャパンC3着と古馬大将格の1頭として存在感を放っていた。「ブック」によれば「詰まったローテーションを考慮」とのことだ。今後は来年2月の中山記念(G2)→ドバイ遠征を視野に入れるという。

 秋の天皇賞では1人気に推されたが、スタートで出遅れ、さらに隣のマカヒキとぶつかるアクシデントでいきなり躓き惨敗。ジャパンCでは勝ち馬アーモンドアイが世界レコードの走りで2着キセキとの激戦を制する姿を、3馬身半離れて見る3着。とはいえ、スワーヴリチャードもまた2:21.5と従来のレコードを上回る走りをしていただけに、その反動があったとしても不思議ではないだろう。

 ただ、やはり「詰まったローテーション」という回避理由には、納得がいかない声も多いようだ。

「あくまでも『秋2戦目』ですからね。『詰まってないだろ』『ゆとりあるじゃないか』という声は出てしまいますね。スワーヴリチャードは春も金鯱賞から3週後の大阪杯、そこから2カ月空けての安田記念でしたから、”この馬にとっては”、1カ月おきで3戦目となる有馬記念出走は詰まっている、ということになるのかもしれません。

そうはいってもファン投票4位ですし、出走の期待は大きかったので残念です。そもそもキタサンブラックやエピファネイア、ブエナビスタ、ジェンティルドンナなど、近年でも秋古馬王道G1を3連戦した強豪は数多く、そうではなくても『秋の3戦』は多すぎるという認識はありません。

ちなみに、ジャパンCでアーモンドアイと僅差だったキセキは有馬記念出走を表明しており、これで4戦目。もしスワーヴリチャードの回避が『反動の部分もあるのであれば、キセキの状態も心配ですね」(競馬誌ライター)

 近年は外厩施設の充実もあって、出走回数を絞る場合も増えている。しかし、今年の有馬記念はただでさえ有力3歳馬が多数回避を表明している状況。古馬のトップクラスであるスワーヴリチャードにはいてほしかった……。

有馬記念(G1)スワーヴリチャード回避「詰まったローテ」理由に「どこが?」の声……世界レコード反動も?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!