真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.06 13:10
武豊あわやオジュウチョウサン乗れず!? 香港で不注意、思い出すディープインパクト特例
編集部
武豊騎手にピンチが訪れている。
5日、香港のハッピーバレー競馬場で開催された「インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」。日本からはC.ルメール騎手、武豊騎手のふたりが招待され、世界各国のトップジョッキーたちと熾烈な争いを繰り広げていた。
ところがその第1戦でトラブルが発生。武豊騎手が騎乗したラッキーラッキーが、第4コーナーでH.ボウマン騎手のミスターライトの進路を妨害したと主催者側は判断。これが不注意騎乗に当たるとされ、12月26日から12月30日、香港競馬の開催日2日間の騎乗停止処分が下された。
「この騎乗停止がJRAで適用されるか否かについては、翌日6日に検討が行われています。ただ武豊騎手は2006年にもこのレースで騎乗停止処分が下されました。しかし、その年の有馬記念(G1)はディープインパクト引退レース。本来なら有馬記念へ参戦できなかったのですが、騎乗停止期間を有馬記念の翌日からに延期する特別処置が取られました。
今年、オジュウチョウサンと参戦予定の有馬記念は23日なので、出走できる見込み。今年はこのままだとホープフルS(G1)への参戦が危ぶまれます。このレースは近年に昇格したこともあり、武豊騎手が勝利を収めたことがない数少ないG1競走です。『JRA全G1制覇』の偉業を成し遂げるためにも、いち早く勝利を収めたいレースのはずだったのですが、状況が違いますのでJRAが過去同様の処置を行うのかは不明ですね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛