
元JRA騎手アンカツが阪神JFクロノジェネシス騎乗ぶりを一刀両断!?「騎手の差」「勝ってた」発言に主戦降板も……
9日、阪神競馬場で行われた2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は、1番人気のダノンファンタジーが優勝。外から豪快な後方一気を決め、単勝2.6倍の支持に応えた。
鞍上のC.デムーロ騎手は昨年のホープフルS(G1)に続き、2年連続のJRA・G1制覇。欧州では「兄M.デムーロ騎手よりも上」とまで評価される、世界のトップジョッキーの手腕が光った。
その一方で悔しい思いをしたのが、半馬身差の2着に敗れたクロノジェネシスと主戦の北村友一騎手だ。
ダノンファンタジーの単勝2.6倍に対して、こちらも3.6倍と「2強対決」に挑んだクロノジェネシスと北村友一騎手。しかし、発馬で後手を踏むと主戦騎手が「隣の馬に入られて怯んでしまいました」と振り返った通り、タニノミッションに前に入られて最後方からの競馬を強いられた。
そこからは「この馬の瞬発力を活かせれば」と、同じく後方にいた最大のライバル・ダノンファンタジーをマークするようにレースを進めると、勝負所の4コーナー手前から進出開始。外からダノンファンタジーに並び掛けたが、結果的に大外を回ることとなり、1つ内にいたライバルが「わずか」に前へ出た状態で最後の直線を迎えた。
しかし、この「わずか」の差が埋まらない。クロノジェネシスも最後まで食い下がったが、鞍上が「勝った馬の瞬発力は凄かったし、しぶとかった」と振り返った通り、ダノンファンタジーとC.デムーロ騎手が最後までアドバンテージを譲らずに叩き合いを制した。
レース後「いい脚を持っているし、よく頑張ってくれました」と、相棒の健闘を称えた北村友騎手だが悔しい2着。これで通算43度目の挑戦となったが、待望のG1初制覇はまたもお預けとなってしまった。
ただ、この北村友騎手の騎乗に対して”不満”を示したのが、元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏だ。
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