JRA和田竜二「ミッキーロケットクビ」に藤田伸二氏憤り……落馬事故から復帰もベスト状態では……
暮れの祭典・有馬記念(G1)。今年はレイデオロ、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、マカヒキなど多数のG1馬が参戦し、さらに最強ハードラーオジュウチョウサンの挑戦などもあり、例年になく注目を集めている。
平成最後の有馬記念には競馬ファンならずとも熱視線が送られているが、そのレースに出走を予定している有力馬の1頭が鞍上問題で揺れている。今年の宝塚記念を制したミッキーロケット(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。鞍上は約2年も主戦を務めている和田竜二騎手ではなく、O.マーフィー騎手が務める予定だという。
現代競馬において乗り替わりは常だ。だが、この乗り替わりに対して、元JRA騎手の藤田伸二氏のツイートが波紋を呼んでいる。藤田氏は自身のTwitterで和田騎手復帰の一報を聞き、連絡を取ったところ、『身体は大丈夫です!』と返ってきたものの『有馬記念のミッキーはクビやって…』と言われたといい、『残念なニュースや』と綴っていた。
「この”クビ”という表現にファンの方たちも過剰反応。有馬記念後のコンビ継続すらも危ういのではないかと話題になりました。ミッキーロケットは宝塚記念で悲願のG1初制覇を達成。和田騎手は17年ぶりのJRA・G1優勝を手にし、レース後には感極まって男泣きしています。その姿に感動を覚えた者も多かったはず。だからこそ、このチェンジには寂しさにも似た感情を抱く人も少なくないのでしょう。
ただ和田騎手は11月11日に複数の馬が絡み合う落馬事故に巻き込まれ、肋骨を4本折るなど重症をおいました。そしてミッキーロケットの陣営は、和田騎手が落馬した翌週に有馬記念への出走を示唆しているんです。あのタイミングでは、和田騎手がどれくらいの期間で復帰するのかはわかりませんからね。主戦騎手が乗れないという想定の元、今回の有馬記念では代打を立てたということなのではないでしょうか」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛