真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.12 09:54
朝日杯FS(G1)武豊ファンタジスト「新・坂路王」襲名!? JRA・G1コンプリート王手へ驚愕の「超異次元」時計
編集部
前人未到のJRA・G1完全制覇へ、ここで再びリーチを掛けておきたい。
16日の朝日杯フューチュリティS(G1)にファンタジスト(牡2歳、栗東・梅田智之厩舎)で挑む武豊騎手は、JRA・G1コンプリートまであと2つ。本レースと年末のホープフルSを残すのみだ。
大記録王手に大きなチャンスがやってきた。ファンタジストは重賞2勝を含む3戦3勝と、ここまで無敗の存在。しかし、その一方で3戦はいずれも1400m以下であり、2歳王者決定戦での「最大の課題」は初の1600mへの対応に尽きる。
陣営が「距離のことを考えて乗ってくれた」と手応えを感じている前走の京王杯2歳(G2)は8頭立ての小頭数だったことあり、最初の800mが51.2秒という超スローペース。コースこそ異なるが、ダノンファンタジーが勝った前週のファンタジーS(G3)が47.6秒だったことからも、如何に遅いペースだったのかがわかる。
ただ、武豊騎手がレース後「ペースは遅くなりましたが、その中でうまく折り合いがつき、上手に走ってくれました」と評価した通り、このペースの中で折り合えたことは収穫。「今日のようなレースができれば距離延長も問題ないでしょう」と自信を見せているのも、気性面に問題がないからだ。
前走の京王杯2歳では3着以下を2馬身以上離しており、2着馬のアウィルアウェイもデビュー戦から連勝していた評判馬なので、レベルが低いということはなさそうだ。しかし、それ以上に最後の直線で一度は2着馬に半馬身差をつけていたにも関わらず、最後に失速してハナ差まで追い詰められたことが気に掛かる。父はスプリンターのロードカナロア……本当に距離延長に不安はないのだろうか。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛