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JRA「中山マイスター」ウインブライトの「本質」中山記念(G2)でG1馬なで斬り?

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 ウインブライトの戦績を見直してみると好調期が2つある。1つはスプリングS優勝という実績を残した2歳の11月から3歳の3月にかけて。もう1つが福島記念(G3、芝2000メートル)優勝、中山金杯2着、中山記念優勝がある3歳の11月から4歳の2月にかけて。寒い時期に好成績が集中し、寒くない時期になると体調を崩して成績を落とすと見ることができる。単純に言えばウインブライトは冬馬なのかもしれない。

 松岡騎手の「右でも左でも回りは関係ない」という言葉は、たとえば3歳の10月、府中の毎日王冠(G2、芝1800メートル)で10着に大敗しているが、それは左回りが原因ではなく状態が良くなかったからだという意味になる。4歳の昨年10月、府中の富士S(G3、芝1600メートル)での10着惨敗も同様だ。

 今年、中山金杯を勝ち、この中山記念でも好走すればこれが第3の好調期だったということになる。

 G1馬たちにとって、ここはそれぞれの目標へ向けてのステップレース。100%仕上げではない。ウインブライトが冬馬であり、昨年よりも成長しているとすれば、今年もG1馬をまとめて撃破してしまうかもしれない。

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