多井隆晴「断固」ABEMAS宣言! 激動のオフシーズン滝沢和典「電撃退団」に白鳥翔が感じた「Mリーグに足りないもの」とは【渋谷ABEMAS全員集合インタビュー前編】
3シーズン目を終えた麻雀界最高峰のナショナルリーグ『Mリーグ』にとって、今夏のオフシーズンは「激動」と言わざるを得ないだろう。
契約更改では、シーズン終了後に“卒業”を示唆していた最年長の前原雄大選手(KONAMI麻雀格闘倶楽部)に加えて、藤崎智選手(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、和久津晶選手(セガサミーフェニックス)が契約満了ということで、Mリーグ史上初の自由契約選手に……。
2020シーズン優勝を果たしたEX風林火山の滝沢和典選手に至っては、自ら退団して自由契約になるなど、誰もが未だ経験したことのないオフシーズンとなっている。
そんな“動乱”の中、果たして同じMリーガーである「選手」は一体どういった心境だったのだろうか――。
シーズンを3位で終えた渋谷ABEMASの多井隆晴選手(以下、多井)、白鳥翔選手(以下、白鳥)、松本吉弘選手(以下、松本)、日向藍子選手(以下、日向)に話を聞いた。
――KONAMI麻雀格闘倶楽部では前原選手と藤崎選手が、セガサミーフェニックスでは和久津晶選手が契約満了という形で自由契約になりました。3年目を終えたMリーグでは、初の自由契約選手ということになります。
プロ野球と同じで、契約満了で自由契約とはいえ実質的には戦力外通告という側面も……。プロスポーツとしては当然あり得ることですが、やはりMリーグのファンにとっては衝撃だったと思います。
多井:僕ら選手も驚きましたよ。プロスポーツでスポンサーの企業さんがいるんだから、成績を残せなかった選手と新しい選手を入れ替えることは、プロ野球とかJリーグでも当たり前のことなんだけど……。
――オフシーズンにそういった動きがあるということは、選手の方々は知っていたんですか。