多井隆晴「断固」ABEMAS宣言! 激動のオフシーズン滝沢和典「電撃退団」に白鳥翔が感じた「Mリーグに足りないもの」とは【渋谷ABEMAS全員集合インタビュー前編】

白鳥:僕もそこまで詳しくはわからないです。キンマ(近代麻雀Web)さんのインタビューで「自分の評価を確かめたい」という感じだったので、どこかのチームから声が掛かる「自信があるんだろうな」とは思いました。

滝沢選手と仲の良い白鳥選手でさえ驚きの電撃退団だったようだ

――昨シーズンの優勝チームEX風林火山の1人ですし、自分の価値を確かめるには最良のタイミング。あくまでファンの間での噂や願望のレベルですけど、仲の良い佐々木寿人選手が所属する「KONAMI麻雀格闘倶楽部に入るんじゃないか」とは言われてますね。

白鳥:ただ滝沢さんは、立場上は藤崎さんや和久津さんと同じ自由契約になっただけで、自分に好条件を提示してくれるチームを好きに選べるわけではないんですよ。

――なるほど。プロ野球などのFA(フリーエージェント)とは異なるわけですね。

白鳥:今後、滝沢さんが指名される可能性があるのは、まず8月のドラフトだと思いますけど、ドラフトは完全ウェーバー制で、今回なら昨シーズン最下位だったセガサミーフェニックスから優先的に指名が始まります。つまり、そこで滝沢さんがセガに指名されたら、他のチームは指名できないんですよ。

日向:えっ、指名被りの抽選ないの? あれ、凄く盛り上がるのに!

松本:その産物です(笑)。(松本選手は、鈴木たろう選手のハズレ3位の指名だった)

――ということは、滝沢さんがおっしゃられていた「自分の評価」を全チームから確かめることはできないということになりますね……。

白鳥:僕はそこに「ちょっと違和感があるな」と。本当は、今回の滝沢さんみたいに自分の意思でチームを出た選手が、他のすべてのチームの評価を確かめられるような制度があればいいんですけど。

――確かに今後、プロ野球と同じように「一定期間チームに在籍する」などの条件付きで、選手側の権利としてFA権のようなものがMリーグでも生まれるかもしれません。もしくはサッカーのように、他チームが選手と所属チームへ条件を提示することで移籍できるシステムとか。

白鳥:多井さんの年俸がいくらなのかはわからないので例え話になりますけど、仮に多井さんに年俸1億円出すチームが現れたら……。

日向:1億……!?

――と、おっしゃられていますが……。

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