今、明かされるMリーグ2020白鳥翔・松本吉弘・日向藍子、それぞれの「涙」の理由。多井隆晴「5連闘」轟沈で、まさかの号泣終幕から2ヵ月【渋谷ABEMAS全員集合インタビュー後編】

多井:8チームの中で「一番強いのは渋谷ABEMASだ」って僕は思ってます。だから特別何かを変えることもしません。昨シーズンと同じように、一番長いレギュラーシーズン90試合で一番いい成績を残す麻雀をするし、あとは短期決戦で少し微調整すれば問題なく優勝できると思ってます。

はっきり言って僕以外の3人とも強くなってるし、3人だけでもファイナルまで行けると思いますね。だから「余裕」ですし、不安は一切ないです!

……なので申し訳ないですけど、僕は12月の終わりまで例年通り±0くらいで……。

たまに白鳥に怒られるんですよ「真面目にやれ!」って

――麻雀をサボって『ウマ娘』に力を入れるわけですね(笑)。

多井:そういうことです。『たかちゃんねる』と麻雀プロの布教活動に力を入れます。……いやホント、たまに白鳥に怒られるんですよ「真面目にやれ!」って(笑)。

白鳥:初年度に僕が凹んだ時に多井さんがMVPを獲ったじゃないですか。

――本気なら「あれくらいやれんだろ」と(笑)

多井:まあ、あれは無理矢理トップを獲りに行く麻雀に切り替えたからで、あの打ち方はあんまり好きじゃないんですよ。普通にやれば勝てるのに、なんでイチかバチかの勝負をしなきゃなんないんだって。

白鳥:だから、あの多井さんのMVPは「僕のおかげ」なんです(笑)。

多井:そうそう(笑)。でも、ホントは1月くらいまでは中団辺りにいて、2月からウオッカみたいにゴール前で差し切るのが理想なんです。

――2月からは多井さんの髪型にも注目ですね(笑)。白鳥さんの抱負は?

白鳥:昨シーズンは全員プラスで終えることができました。だけど出来過ぎというか、序盤は僕がマイナスしてましたし、誰かが調子悪いことは普通にあるんで。みんなで助け合って、目標は昨シーズンと同じくレギュラーシーズンで600以上積み上げられたら、確実にファイナルには行けると思ってます。

あとは繰り返しになりますけど「絶対にこの4人で優勝したい」ですね。

「絶対にこの4人で優勝したい」大事なことなので、2回言いました

――ファイナルに残した忘れ物を獲りに行くってことですね。

松本:3年連続で忘れて帰ってるんで、いい加減に回収しないと(笑)。僕は「自分が勝てば、ABEMASは勝てる」と思ってるので、色んなものを吸収しながら成長して、結果を残して勝つだけですね。

日向:私も自分さえしっかりすればABEMASは勝てると思ってるので、しっかり頑張りたいです。あとサポーターの方とか、ファンクラブの会員さんに喜んでもらえるようなABEMASの新グッズ作りも頑張りたい!

「ABEMAS麻雀牌キーホルダー」めちゃくちゃ買ってくれて嬉しかったです!

多井:日向は自分でアイデア出してグッズ作ってくれてるんですよ!

白鳥:チームグッズを選手が考えてるのって凄くない?

一同:

――悲願の優勝だけでなく、新作グッズも期待してます! ありがとうございました!

(文、聞き手=浅井宗次郎)

<著者プロフィール>
 オペックホースが日本ダービーを勝った1980年生まれ。大手スポーツ新聞社勤務を経て、フリーライターとして独立。コパノのDr.コパ、ニシノ・セイウンの西山茂行氏、DMMバヌーシーの野本巧事業統括、パチンコライターの木村魚拓、シンガーソングライターの桃井はるこ、Mリーガーの多井隆晴、萩原聖人、二階堂亜樹、佐々木寿人など競馬・麻雀を中心に著名人のインタビュー多数。おもな編集著書「全速力 多井隆晴(サイゾー出版)」(敬称略)

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