麻雀Mリーグ『渋谷ABEMAS』逆襲の誓い! 若きMリーガー白鳥翔&松本吉弘が語ったチーム最大の危機”インフル騒動”の舞台裏
麻雀『Mリーグ』(AbemaTV)開幕当初、このチームの決勝進出が危うくなるとは、一体誰が想像できただろうか。
開幕から10節で400Pを超える大量リードを築き上げた『渋谷ABEMAS』(サイバーエージェント)。そんな優勝”大本命”だったチームが今、熾烈な決勝進出争いに巻き込まれている。
これこそが、選ばれた21人のトップ選手が集うMリーグの恐ろしさか――。今、まさに正念場を迎えている渋谷ABEMASの若きMリーガー白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)、松本吉弘(日本プロ麻雀協会)の2人を直撃した。
――2人とは昨秋以来のインタビュー。当時は8月のドラフト会議で21人のMリーガーが誕生し、まさに史上初のMリーグ開幕を迎えている時期でした。
松本吉弘選手(以下、松本):お久しぶりです!
白鳥翔選手(以下、白鳥):ああ、もうそんなになるのか。
――今年もすでに熱い戦いが繰り広げられていますが、月・火・木・金と週4日ペースで試合が行われる大会は今までなかったと思います。忙しい日々が続いていると思いますが、まずはここまでの「Mリーガーとしての生活」を振り返ってください。
松本:忙しさはそこまで変わっていませんが、10月に開幕してからずっと「Mリ-グ中心の生活」にはなっていますね。試合やファンの方との交流はもちろん、他の仕事でもMリーガーとしてゲストに呼ばれることがほとんど。1つの大会に、ここまで大きく影響されるのは今までになかった経験ですね。充実しています。
白鳥:特に決まりとかはないんですけど渋谷ABEMASは自分に出番がなくても、必ず3人集まります。別の仕事があっても、終わってからすぐに会場で合流みたいな。そういうのもあって、最近はずっとMリーグと関わっている感じですね。今後もシーズン中は「ずっとこうなるんだろうな」と思っています。
――Mリーグの1つの特徴として、夜の7時から試合が始まることが挙げられます。プロ野球のように、ナイターで麻雀の試合の生中継が行われるというのはファンにとっても新鮮。
松本:基本、夜型の生活になりましたね。僕が所属している協会のリーグ戦は、だいたい昼頃にスタートするんですけど、Mリーグはいつも夜じゃないですか。もう慣れましたけど「ナイターで麻雀を打つ」というのは最初、変な感じでしたね。試合が終わった後にはやっぱり見返すので、だんだん寝る時間が遅くなって……何回も見返す時もあるので。
白鳥:僕の場合は連盟のリーグ戦が夕方頃からあるので、生活のリズム自体はMリーグ中心の方がやりやすいですね。朝ゆっくりできる夜型の方がいいかな。
松本:僕もそっち(夜型)の方がいいです。