パチンコ店から「新台に欠かせない〇〇」が消える!? ヒットメーカーの決断に寂しい気持ちも…
パチンコ遊技機、パチスロ遊技機が新台として全国のホールに納品される際に、必ずセットとなっている物のひとつにハガキサイズ(現在はハガキサイズよりも少し大きめなのが主流)くらいの小冊子があります。
これはいわゆる機種ガイドブックとも呼ばれる物で、当該遊技機のチャンスパターンやリーチ目、打ち方や機種の説明などが書かれています。ちなみにこの小冊子、中古遊技機には基本的に付いてきませんので、小冊子をズラーっと並べているお店は新台でバンバン入替をしているというバロメーターになったりもします。
かつては「設置機種の小冊子全て揃っています!」と謳うホールもあったくらいです。まぁ中古で購入しても小冊子を別途入手する方法はあるので、必ずしもそうとは限らないのです、がわざわざ別途入手するホールは少なかったと思います。
その小冊子ですが、つい先日ニューギングループが4月からこれを廃止すると発表。大きな話題になりました。これは昨今のデジタル化推進に伴い機種素材の充実化、WebやSNSにより一層、力を注いでいくという事で会社決定したとの事です。
これも時代の流れなのだろうか。
ちなみにこの小冊子だがおそらく初めて出たのは1998年前後だったと記憶しています。4号機の真っただ中、CT搭載機やAT機、ビッグボーナスで700枚以上のメダルを獲得可能な大量獲得機などの機種がリリースされるにつれ、遊技方法が複雑になっていったのが小冊子の登場と、その流れに拍車をかけていった印象です。
当時はまだ機種攻略Webサイトも少なく、当然スマホ等も無く、攻略誌頼みだったため、小冊子を非常に重宝したし、大好きだった『大花火』や『サンダーV』、『獣王』の小冊子には大変お世話になったものです。
中には希少な小冊子もありコレクター等も存在します。例えば人気となったスロット機種が増産され、新デザインパネルが出た場合にそのパネル使用の小冊子が配布されたり、小冊子自体が第一弾、第二弾とデザイン、内容が変わっていくパターンもありました。
筆者も一時期集めていた事があったが、何かのきっかけの際に処分した記憶があります。
その希少な小冊子はヤフオクなどに出品される事も珍しくなく、検索してみれば分かりますが出品されている小冊子は多くあるので、今でも一定の需要とマニアが存在するのでしょう。しかも仕入はタダなのだからもしかしたら、そこそこ荒稼ぎした猛者もいるのかもしれません。
4号機全盛期はコンビニ等に多くの攻略誌やパチ、スロ系漫画が雑誌コーナーに陣取っていましたが今では見かける機会が減った印象。小冊子もこの流れに乗り、多くのメーカーが追随していく可能性も考えられます。
この先、パチンコ店で小冊子を見かける事が、無くなる日は近いのかも知れないですね。
(文=電撃しらっち)
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