パチンコ「打てば万発」の無双状態…「旧MAX機」を彷彿とさせる超出玉！「アノ衝撃度」は初代『牙狼』クラス!!

文=堀川茂吉

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　今年もユーザーが心躍るような爆裂パチンコの数々が誕生し、各地で凄まじい出玉報告が挙がっています。ネット上で検索をかければ、5万発クラスは当たり前のようにゴロゴロしている印象です。

　その中でも特に目を惹くのが『P牙狼月虹ノ旅人』や『ぱちんこ GANTZ極』といった稀代の爆裂マシン。「10万発オーバー」という大台突破の情報が報告され、熱い視線を浴びましたが…。

　残念ながら私は現時点で、そのような結果は残せておりません。もちろん、過去に5万発を超える大勝利を収めたこともあります。ただ、それは旧MAX機が活躍していた数年前まで遡らなければならないのです。

　あの頃は魅力的な機種が充実していたパチンコ最盛期ともいえる時代。『CRF大ヤマト2』や『CRぱちんこウルトラセブン』といった超重量級マシンが驚異的な大量出玉を生み出しておりました。

　そして、その後は初代『CR牙狼XX』が誕生。他を圧倒する最強スペックで人気機種へと駆け上がっていきました。この頃の私は絶頂期であり、万発で「まあまあ出た」。2万発で「そこそこ出た」。3万発で「かなり出た」といった価値観で遊技していた記憶がありますが…。

　今となっては万発出たら大満足という寂しい状況。「かつての力は、私の中にはないのか…」と思ってしまうほど、大量出玉とは無縁の生活が続いているのです。

　唯一、堂々とご紹介できる機種といえば、「アノ機種」しかないでしょう。旧MAX機を彷彿とさせる激熱マシンとの出会い。個人的には初代『牙狼』クラスの衝撃を受けた機種といっても過言ではありません。

　それは『P花の慶次～蓮』です。

　本機は大当り確率1/319.68のミドルタイプで、ヘソ大当りの50％でRUSHへ突入します。このRUSHは転落抽選タイプとなっており、1/520.12の転落フラグを引く前に1/129.77の大当りを射止めるというゲーム性です。

　その継続率は約82％を誇り、更に1500発となる10R比率も7割と連チャン＆出玉性能は優秀。いつまで続くか分からないドキドキ感を楽しみながら、気づけば万発オーバーとなっている事も多かったマシンです。

　本機は、私が積み上げてきた莫大な負け額を全て取り戻すほどの勢いを見せてくれました。同タイプの転落方式マシンでは『CR真・花の慶次2〜漆黒の衝撃』が爆裂を披露していますが、私にとっては『P花の慶次～蓮』の方が、勝率も獲得出玉も圧倒的に上なのです。

　導入当初は「打てば万発」といった具合に面白いくらいに勝てました。上記写真のような「一撃2万5000発」クラスの出玉も珍しくなく、私に数年ぶりの無双状態をもたらしてくれたのです。

　残念ながら導入から1週間ほどで無双状態は終了。いつもの負け戦が繰り広げられる平常運転の日々に戻ったわけですが、本機のおかげで「P機にも夢がある」ということを認識できたのは大きいです。

　現在の出玉バブルによって、生まれたのは「蓮なら5万発出せるのでは？」というもの。有り余るほどの恩恵を与えてくれた本機で「このビッグウェーブに乗りたい」と、思い立った次第です。

　数年ぶりの悲願である「夢の一撃5万発」を目指して、今週もホールへ向かいたいと思います。

（文=堀川茂吉）

<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。