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パチスロ「残念すぎたシリーズ第3作」~3号機名機伝説『バニーX.O』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.59】

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「さすがに、これはマズイ」と、おそらくは販社が苦し紛れに考えたのだろう。ホールに導入されてしばらくすると、「パターン目」という謎の出目が発表された。

パチスロ「残念すぎたシリーズ第3作」~3号機名機伝説『バニーX.O』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.59】の画像3

「この目が出たら○○ゲーム以内のボーナス発生期待度は○○%」「長時間におよぶ試打から割り出した信頼度の高い出目」ということらしいが、「完全確率抽選方式の台に前兆パターンなど存在するわけもないだろ!!」と、余計にファンの怒りを買うのであった。

 そんな失笑劇があった一方で、都内の一部店舗などでは最初っから爆裂連チャンバージョンに化けて導入され、別の意味で話題と注目を集めた。「こりゃ、そのまんまじゃ使えないな」と、いわゆる闇の業者たちが先手を打ったのだろう。

 当時、自分もこの爆裂バージョンを、記事用のデータ取りで何度か打ったのだが、なかなかの暴れっぷりに「まぁ、連チャンすれば何でも面白いわな」と、仲間たちと呆れ笑いしたものだ。

 旧基準のヒット作を新基準でリメイクしてはみたものの、オリジナルを超えることができず失敗に終わってしまう、というケースはいまも枚挙に暇がない。

 そもそも、規制が強化された新基準のもとで規制がゆるかった旧基準のものを再現することなど無理な話。開発者の苦悩も、大いに理解はできる。

 しかし、こと『バニーX.O』に関していえば、30年近くが経ったいまでも自分は、無念さのあまりについつい唇を噛んでしまう。「もうちょっと、なんとかできただろうに…」と。

(文=アニマルかつみ)

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