パチスロ「ハードウェア大革命!! スタートレバーが無い!?」~3号機名機伝説『トライアンフ』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.60】

 過去にも、興進産業の『デートライン銀河Ⅱ』が、従来スタートレバーのあった筐体左側の上部に板状のスタートボタンを取り付けた例があったが、ストップボタンなどその他の操作系が従来どおりだったため、お世辞にも操作性がいいとは言いがたかった。

 一方、この『トライアンフ』では、斜めに角度のついたパネルに左からベットボタン、スタートボタン、各リールストップボタン…と一連の遊技動作に応じた順番に、同一線上に配置。さながらタブレット端末の画面を指先ひとつで「すーっ」と横スクロールさせるかのごとく、スムーズかつスマートに操作できるよう工夫されているのである。

『パチスロパルサー』以来の大革命…というのは、少々大げさかも知れないが、当時としてはそれくらい斬新でインパクトのあるものだった。

 しかし、『トライアンフ』が市場に与えた衝撃は、革新的なハードウェアだけではなかった。ホールにお目見えするや、いきなり強烈な連チャン性を見せたのである。

 次回後編では、ホールを席巻した裏バージョンと、その衝撃的な中身について綴ってみたい。

(文=アニマルかつみ)

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