パチンコ「1万発フラグ」搭載マシンで歓喜の成功体験!!

パチンコにもイメトレが必要？

　イメージトレーニングって大事ですよね。特に私は感覚派で、「スーッと来た球をガーンと打つ」のミスターばりになんとなくで体を動かし、なんかできてしまうみたいなタイプなので、イメージトレーニングの重要性を認識しています。

　たとえばボーリングなんかでも、感覚的に手をクッとやるとストライクになったみたいな肉体メモリーを頭のイメージで継続させるとダブル、ターキーといった具合に調子づくことがしばしばありました。

　理論に基づくものではないので、逆に1回でも失敗するとずーっと引きずったりします。そういった意味でも成功のイメージを持ち続けることが非常に大事で、一流選手の動画を観ることによって良いイメージを植え付けたりします。

　なんで急にこんな話をしだしたかといえば、絶不調中の絶不調企画「甘デジ万撃チャレンジ」をどうにかしないといけないと考えたからです。10回連載していまだ成功事例なし。しかも、最高でも7000発に迫るくらいで、ほとんどが5000発もクリアしないのです。

　このままで済ますわけにはいきません。どげんかせんといかんのです。そこで冒頭のイメージトレーニングが頭に浮かびました。つまり、とりあえず何でもいいから縛りのない実戦で1万発を獲得して、成功のイメージを脳に植え付けようというわけです。

一撃万発を狙うならコノ台一択!?

　企画としては5回の初当りで1万発を目指すのですが、制約なしならやっぱり一撃で1万発を目指すべきですよね。そんなシチュエーションにぴったりの機種があるんですよねー。『Pはぐれ刑事純情派』です。

　リアル一撃1万発フラグを搭載している。こんな取ってつけたような条件が合致するマシンあります？　まさにいま町男が打つべき1台なのですよ。

　さて、1番手っ取り早いのは遊タイムに入れちゃっての1/2勝負。これだとだいぶ端折って1万発にたどり着けます。そんな思惑が作用してか、赤保留からの安浦リーチをあっさり外し、200回転くらいで遊タイム匂わせ発動。

　しかし、その30回転後には、デカ保留、携帯フラッシュ、桜LVマックス、やっさんVISION、情熱カットインなど演出盛り盛りの安浦リーチ第275話で人情解決、見事に大当りとなりました。こうなると時短突破プラス50％の引き勝ちが要求されるわけですが、このハードルをクリアしちゃったんですよ。

　またどうせ時短で引き戻せなかったとか、確変入っても3000発で終わったとか、本編終わりに2人の娘の前でドジっこぶりを発揮する安浦刑事のように、なにやってんだよ、ヤス、ずっちーなーと、そういう結末を予想していたに違いないと思いますが、やっちゃいましたよ一撃1万発。いやー、気持ちいいですねー。地球に生まれてよかったー。

　時短中はSUPER刑事BONUSがドーンと表示されてやっぱりダメかと思ったところで、「安浦刑事伝説モード」中の人情ギミックバキーンからの極上メモリアルモード昇格。大当りにも人情がありまくりましたね。

　これで万撃チャレンジも良い結果を残せそう。一撃1万発のイメージをしっかり脳に刻み込み、精進して参ります。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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