パチンコ『牙狼』ヘソ1.5倍で時速600回転! 大当り機会が別格の挑戦的マシン!!
人気タイトル『牙狼』の新ジャンル
2018年にパチンコの規則が改正され、CR機からP機へと規格が変わった。これによりパチンコの仕様における第一線に「設定付き」が復活することとなったのである。
この「設定付き」を最大限ゲーム性に活かそうという新たなコンセプトのマシンが誕生した。”Aタイプパチンコ”の『P牙狼コレクション』である。
パチスロのAタイプとは、現在の解釈でいえば「ボーナスのみでメダルを増やす」タイプの機種を指す。出玉増加にかかる特殊なモードを搭載していないのである。
つまり、本機は確変や時短といった有利な状態を作ることなしに、大当りの回数を増やすことによってのみ、徐々に出玉を増やしていくというゲーム性になる。
ノーマルタイプの数珠連をパチンコで再現
実際にはST(50回)を搭載し、確変状態になれば大当り確率が倍ほどにアップするが、STに突入しても電サポは作動しない。確変突入率も20.3%と非常に低いものになっているので、そこまで影響力はなさそうだ。
基本的には、表面上もST突入の有無がわからないので、プレイヤーは高い大当り確率によって「数珠連チャンした」といったような感覚を覚える程度にしか確変のスペシャリティを発揮しない。
ただ、「GARO牙チャ」と呼ばれる大当りのあとは潜確STが濃厚で、STによる連チャンの期待度を持って50回転に挑めるようにはなっている。
このように、大当りだけが唯一の出玉増加方法というのはかつての「ノーマルパチンコ」を彷彿とさせるゲーム性。「設定付き」といい、本機は古くて新しいマシンなのである。
さて、その大当り1回に比重をおいた内容だけに、通常時の消化は非常に重要になる。大当り確率が1/179.55~1/129.77と遊びやすい確率ではあるものの「遊べない」ような状態だと、ただでさえ逆転の装置がないだけに、勝つ見込みが極端に低くなること必定で、目も当てられない。
そこでサンセイが盛り込んだ斬新なアイデアが「スタートチャッカーをバカデカくする」である。そのサイズ感、なんと従来の約1.5倍(メーカー比)というから驚きだ。
ヘソがでっかくなっちゃた「超ドデカスタート」で回りやすくなっているうえに通常時のデジタル変動が格段にスピーディー。そのうえ8個保留でブン回せるので、1時間あたり約600回転も消化できるのである。
これは一般的なパチンコ機のだいたい2倍くらいの消化効率。ちょっと煽り多め・リーチの長めな機種なら3倍の差がでるかもしれない。このように試行回数が上がれば大当りを獲得できる機会もそれに比例してアップする。
『P牙狼コレクション』は、スペックやゲーム性、その特徴などがすべてロジカルに組み上がっている、誠に理にかなった機種なのである。
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