甘デジなのに「最大1000発」が高ループ！『ぱちんこ ウルトラセブン2 Light Version』

強烈な出玉性能を誇った人気タイトルの甘デジ

　歴代のウルトラマンシリーズでも特に人気の高い「ウルトラセブン」をモチーフに、ずば抜けた出玉性能と手に汗握るバトル演出で一世を風靡した『CRぱちんこウルトラセブン』。

　その遺伝子は、はるか後に登場した甘デジにも受け継がれている。『ぱちんこ ウルトラセブン2 Light Version』は、遊びやすい確率ながら継続率85％を超える連チャンモードを搭載し、初代の「ウルトラバトルモード」も踏襲しているのである。

　その抜群の連チャン性能を可能にしたのが時短突破型のV-STシステムだ。ヘソ抽選時に獲得した大当りはほとんどの割合で40回転の時短「セブンチャレンジ」に移行する。

「セブンチャレンジ」では、テンパイを煽る多彩な演出によってリーチに発展すると怪獣とのバトルが展開。敵の種類や攻防パターンなどさまざまな勝負の綾を体感しながら戦いに勝てば晴れて「ウルトラセブンRUSH」に突入となる。時短の引き戻し率は約33％以上となっている。

「ウルトラセブンRUSH」は150回転のSTモードで、先に触れた「ウルトラバトルモード」と「ウルトラ激闘モード」の2つの演出からどちらかをプレイヤーが選択してプレイ。

　どちらもセブンが勝てば大当り＆モード継続となるバトル演出だが、前者は初代の内容を色濃く反映し、後者は当代にマッチした多彩な予告を楽しめるモードになる。

最大1000発出玉が高ループする魅惑のRUSH

　右打ち中は継続率もさることながら、出玉感にも優れており、最大出玉となる10ラウンド約1000発の大当りが40％という高い割合で獲得できるようになっている。

　甘デジとしては破格のボリューム感で、RUSH突入時の期待出玉は3000～4000発と初代さながらの出玉性能を享受できるのである。

　このように甘デジとしては類稀な出玉力を装備している本機だが、パチンコの勝敗に関わる重要なポイントは設定看破だ。

　本機は6段階の異なる大当り確率が搭載された「設定付き」パチンコなので、設定が高いほど引き戻し率や連チャン率が優遇され、有利に勝負を展開できる。

　肝心の設定を看破する方法だが、どの設定かを推測する要素がいたるところに用意されており、そういった演出から総合的に判断することになるのが基本。

　特に大当りや右打ちモードでは見た目にわかりやすいパターンが多く組み込まれている。大当り終了画面で出現する可能性のある「玉ちゃんトロフィー」が金なら設定4以上、レインボーなら設定6が濃厚、といった具合である。

　ほかにも、「セブンチャレンジ」や「ウルトラセブンRUSH」終了時の画面でウルトラ6兄弟の集合カットが出現すれば設定4以上、大当り中は開始画面と終了画面の出現キャラに注目で、両方でウルトラ6兄弟が通過すれば最高設定の期待が相当に高まるようになっている。

　ただ、その基本的な性能の高さゆえに、もちろん店のやる気次第という側面はあるが、設定1でも全然勝負になるポテンシャル。少し古い機種になるが、現在のP機における高性能出玉に引けを取らない甘デジなのである。