5,000枚以上もあるから起きたトラブル？【濱マモルののほほんコラムVol.178～スマスロの問題点～】

濱マモルののほほんコラムVol.178～スマスロの問題点～

　スマスロが導入されて、3週間あまりが経過した。

　パチスロライターだもの、もちろん導入週から早速プレイ。まぁ戦績はともかく、とある日は『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』で、生意気にも5,000枚超の出玉を獲得した。

　当然だが、スマスロはメダルレスだ。紙幣を投入して専用ユニットの貸出ボタンを押せばクレジットが加算され、出玉も、そのクレジットに表示される。

　コインを使わない遊技は非常に便利な一方、やはり50枚以上のクレジットには違和感がある。それが4ケタともなればなおさらで、不思議と出玉の価値観が薄れてしまうのか、2,000枚以上のクレジットをなんの抵抗もなく、いとも簡単に溶かしてしまう自分がいて、ちょっと怖かった。

　怖いといえば、台の確保である。少量のコインで遊技中をアピールすることは不可能であるから、離席時は下皿に何がしかの私物を置く必要がある。また、椅子に上着をかけることも効果的だろうし、ホールによっては休憩プレートを用意してくれているところもあるが、こういった意思表示をせずにクレジットのみで席を立つと、他人に座られる危険性あり。

　実際、そういった事案がちょいちょい発生しているようで、中には上乗せ「＋100」のまま一旦、席を離れたところ、戻ると誰かに着席されていたケースもあったという。

　基本的に、アタシは人を信用しない。欲望渦巻くホール内は常に危険と隣り合わせとの認識であり、車のキーやスマホでの台確保など以ての外。無論、大量クレジットをそのままにして席を立つことも考えられないわけだが、ここで問題なのが、クレジットが多ければ多いほど、専用ユニットに移行させる際に時間がかかるということだ。

有事に備えてクレジットはこまめに…

　5,000枚超を獲得した日、先述の通り、そこから2,000枚以上を飲ませてしまったものの、なんとか中爆発を巻き起こし、再び5,000枚に到達。この間、専用ユニットに移行させるのが面倒ということもあってトイレをずっと我慢していたのだが、たまたま時間を確認しようとスマホを手にしたところ、仕事関係の着信があった。

　フリーランスは、クライアント様があってこそ成り立つものである。クライアント様からの電話は、出られる場所ならば即座に出るのがモットー。この日も、すぐさま席を立ち、クレジットを専用ユニットへ移行させようとボタンを長押ししたところ、5,000枚以上もあるものだから、あろうことか、クレジットがゼロになる前に電話が切れてしまったのである。

　結果、すぐにかけ直して事なきを得たが、有事に備えてクレジットはこまめに専用ユニットへ移しておくべきだと感じた次第。でも白状すると、クレジットを大量にして、悦に入りたいっていうのもあるんですよね。