パチンコは超大型コラボマシンの『ゴジエヴァ』、パチスロは4号機時代の名機復刻版が人気【シーズリサーチ2022年12月19日新台データ速報】

　パチンコ業界のマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、2022年12月19日導入マシンの7日間における遊技客動向を調査した新台データ速報（全国版）を公表した。

　この日、パチンコはビスティの『Pゴジラ対エヴァンゲリオン～G細胞覚醒～』、サミーの『P TIGER & BUNNY ～完全無欠WILDスペック～』、サンセイR&Dの『Pゴッドイーター神がかりVer.』の3機種が導入を開始した。

パチンコ分野第1位は昨年末の大本命マシン

　このうち、最も平均遊技時間が長かったのは継続率約81％、ALL約1,500個のRUSH「超G覚醒バトル」を武器とし、その上、初当り時の約50.5％で実質約3,000個の大量出玉を持ってRUSHへと挑める『Pゴジラ対エヴァンゲリオン～G細胞覚醒～』で、他を圧倒。「パチンコを打って泣くなんて…」とSNS上で呟くファンもいるなどオリジナルの液晶演出も非常に秀逸と評判で、納得の高稼働といったところか。

　一方、大当り出玉は全て約1,500個で、初当り時の55％で実質約4,500個獲得＆RUSH突入チャレンジ成功で継続率約81％の「TIGER & BUNNY RUSH」が始まる『P TIGER & BUNNY ～完全無欠WILDスペック～』と、RUSHへ突入する初当りは例外なく約3,000個が選ばれ、RUSH中は約20％で約3,000個の大当りに振り分けられる瞬間決着マシン『Pゴッドイーター神がかりVer.』は、ほぼ同数値。後者に関しては20代以下の稼働が顕著に高かった。

　同日、パチスロはスパイキーの『パチスロ 真俺の空』、ミズホの『沖ドキ！GOLD-30』、ユニバーサルブロスの『沖ドキ！GOLD』の3機種がデビューした。

スロット分野第1位は4号機時代から続く人気シリーズ

　このうち、最も平均稼働時間が長かったのは、リプレイの連続がゲーム性のカギを握る上乗せ特化型AT機『パチスロ 真俺の空』。CZ「俺タイム」など4号機時代の初代『俺の空』を彷彿とさせる懐かしの要素が満載だからか、当時を知るであろう40代からの支持が厚く、30代の稼働も多かった。

　『沖ドキ！GOLD-30』と『沖ドキ！GOLD』はシリーズ最高峰の出玉性能を装備した疑似ボーナスタイプで、天国モード以上に移行すれば32G以内の連チャンが確定。初代と同様の分かりやすい仕様は幅広い層から人気を集めているようで、『パチスロ 真俺の空』とは違って60代や70代以上の稼働も目立った。

（文＝編集部.）