【SANKYO新台】「まさに生ける伝説」遊パチドラムマシンの最高峰に君臨する女王は“鉄板のデキ”
ドラムマシンの絶対女王が新たな歴史を築いた。誕生から30周年を記念したシリーズ最新作『PフィーバークィーンⅡ 30th ANNIVERSARY EDITION』(ジェイビー製)が導入されたのだ。
生まれながらの伝統であり、永遠のスタンダード
栄枯盛衰のパチンコ機で四半世紀以上も機種が出続けることは驚嘆に値する。しかも、1993年の初代から演出やゲーム性はほとんど変わっていない。生まれながらの伝統であり、永遠のスタンダードだったのである。
したがって30周年記念モデルだからといって、スペックやゲーム性が基本から逸脱することはない。大当り確率が1/99.9で大当りすれば必ず確変に突入し、ST+時短の電サポモードによって出玉を増やしていく。
STは8回。確変確率は1/12.0なので継続率は約50.1%だ。ST消化後の時短は32回転と92回転の2パターンで、前者は引き戻し率27.5%、後者だと60.4%になる。トータルのループ率は約68%だが、電サポ100回転獲得時は約80%とかなり連チャンを期待できるようになっている。
時短の振り分けは、約75%が電サポ40回(ST8回含む)、残り約25%が100回転(同)だ。ちなみに、大当りラウンドは約400発の4ラウンドと約1000発の10ラウンドの2種類で、後者の割合は20%になる。
直近の甘デジ版『クィーン』シリーズとなる『PフィーバークィーンII』とスペックを比較すると、電サポモードの連チャン率が約66.5%、100回転電サポ比率16%、10ラウンド割合13%など、性能としては本機のほうがアップしている。
一方、ゲーム性において前作と大きく違うポイントがひとつ存在する。それは遊タイムが搭載されていないことだ。前と同じような感覚で打ち込んでもハマリ措置がないので気をつけよう。
大幅に強化された演出面も見逃せない
前作との変更点でいえば、演出面で新たなモードが追加されたことも見逃せない。これまでの「Queen」と「Classic」の2つの演出モード以外に「一発告知」が用意されたのだ。
大当りのヒットを告げる歓喜の演出が多く発生。大当り時の約70%で告知が出現するようになっている。盤面上部にあるプレゼントBOXからジョーカーが飛び出すド派手な演出やボタンバイブなど、告知パターンもさまざまだ。
ちなみに、この「プレゼントBOX」に絡んだ演出は豊富に収録されており、専用ボイスから突入する先読みゾーン「プレゼントタイム」やラウンド終了後にレンボーフラッシュする保留連チャン告知など激アツパターンばかりだ。
ほかにも、2400発以上の出玉が約束される「女王凱旋BONUS」や、大当り後にドラムが再始動して図柄が揃うたびに保留がレインボーに変化する「ライジングボーナス」など、一撃大量出玉フラグも準備されている。
30年の歴史と実績が凝縮されたうえにブラッシュアップ欠かさない盤石の女王『PフィーバークィーンII 30th ANNIVERSARY EDITION』。長期稼働は間違いなしか。
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