【パチンコ新台実戦】抜群の右打ち突入率で「6万発超え」の猛爆性能！ 強力RUSHでコアなファンを沼らせる！

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、ギャンブルマンガの傑作がその世界観のままにホールで遊べる人気シリーズ最新作。パチンコ台でパチンコをプレイスするメタパチンコが究極進化を遂げた『P弾球黙示録カイジ沼5』（以下カイジ沼5）だ。

『カイジ』シリーズには通常のナンバリングタイトルのほかに、原作で登場した鬼畜のスーパーパチンコをフィーチャーした『沼』シリーズの二本柱で展開しており、本機は後者のシリーズ最新作になる。

多彩な演出でファンを魅了

　前作『沼4』からは約4年ぶりの登場だが、演出面で格段の充実ぶりを見る。通常モードには8パターンの背景モードが存在し、それぞれのモチーフに特化したクルーンリーチが展開するのである。原作好きならすべての背景モードで当てたくなるやりこみ要素も組み込まれた格好だ。

　さらに、特殊発展形の「美心クルーン」や「ワインクルーン」、「焼土下座クルーン」など、ファン心をくすぐる演出も搭載。クルーン一本槍でここまで極める熱量の高さはさすが「カイジ」である。

　もちろん、「歴代沼リーチ」をはじめ、「カイジ一服予告」や「群予告」などの激アツ演出、「語録予告」や「ざわ…ざわ…」などおなじみの演出も楽しめる。「高尾っぽさ失われてなくて高尾好きにはたまらん」のだ。

「実質『リゼロ2』よりスペック上位互換」との声も

　一方、スペック面も大注目で、「実質『リゼロ2』よりスペック上位互換」「スペック良くない？」といった声も聞かれる。

　大当り確率は1/319.6で、RUHS突入率は75％と高確率。RUSHはトータル継続率約81％でオール1500発以上。24.7％が次回大当り濃厚モードの実質3000発出玉となっている。

「10連した」「3台導入して2台が60000発超え」「めちゃくちゃ出た」とその破壊力を堪能した出玉報告を確認できる。その一方で、右打ち中の演出は賛否さまざま。また、3000発ボーナス（次回ループモード）込みの継続率表記に不満を持つファンが多い印象だ。

　ちなみに、初当り時のRUSH非突入で移行する「黙示録モード」では大当りと同時にC時短の抽選も行っており、C時短に当選すると次回ループモードである「レインボーZONE」への突入が濃厚となる。

　黙示録モードの実質確率は1/159.8。継続が30回転なので当選期待度が約17.2％だ。通常の大当りの場合はヘソ抽選なので従来と同じ75％の振り分けになるが、すべてを加味した黙示録モード中のRUSH突入率は約87.5％と激アツだ。

　良くも悪くも『カイジ』、「高尾」エキスが濃い目の機種なので好き嫌いが分かれるところだが、熱狂的なファンが人気を支えるのでシーンでひと跳ねあるかもしれない。