「ストックほぼ全放出」の激アツモードも斬新なゲーム性でマニアを唸らせた連チャン機【パチスロ4号機ストック機時代】

文＝編集部.

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目次
“ハズレを連続で引く”ほどボーナスに近付く斬新なゲーム性<
ハイパーモードはストックほぼ全放出の激アツモード
スペック

　ボーナス成立後は全リール停止後、告知音と共にトナカイの目が点灯。4号機時代の2002年にデビューしたタイヨーの『ハローサンタ』は、1998年に登場した『ファニーサンタ』の告知システムを継承しつつも、そのゲーム性は全くの別物であった。

“ハズレを連続で引く”ほどボーナスに近付く斬新なゲーム性

　本機は、成立したボーナスが一旦、内部に貯蓄されるストック機。ボーナス放出契機は天井ゲーム数消化、小役成立時のST解除抽選クリア、純ハズレの3点で、最大の特徴は天井ゲーム数がMAXでもたったの「18G」という点にある。

　ただし、この天井までのカウントは「リプレイを含めて小役が揃わないこと」が条件で、小役成立時は先述したST解除抽選及びモード移行抽選が行われる仕組み。つまり、本機は“ハズレを連続で引く”ほどボーナスに近付く斬新なゲーム性を採用しているのである。

　天井ゲーム数は1G・3G・6G・9G・11G・14G・15G・18Gの計8種類。モードはノーマル・ハイ・スペシャル・ハイパーの4つで、各モードによって選ばれやすい天井ゲーム数や小役成立時のST解除期待度が変化する。

ハイパーモードはストックほぼ全放出の激アツモード

　モードに関して詳しく説明すると、通常時の大半はノーマルモードに滞在しており、ハイモードへの移行後は早い天井ゲーム数に期待。スペシャルモードへ移行した場合は小役成立時のST解除期待度が高まり、スペシャルモードからのみ昇格するハイパーモードは、突入すればほぼ全てのストックが放出される激アツモードだ。ちなみに、ボーナス終了後はモードを問わず早い天井ゲーム数に振り分けられやすい。

　上部パネルで成立役がナビされるビッグ中は、中・右リールとフリー打ち→左リールに赤7絵柄付近を目押し…といったリプレイハズシが有効で、フリー打ち比で14枚超もお得。通常時は左リール上段or中段に赤7絵柄上のチェリーを狙って、トナカイ絵柄を引き込んだ時のみ中・右リールにも同絵柄をフォローすれば、フリー打ち比で約2Gのプレイ数上乗せが見込める。

　リール下部のドットで繰り広げられる演出は大別して4種類あり、「スノードロップ予告」は連続するほどチャンス。「クリスタルドロップ予告」は高モード示唆で、サンタの家はハイモード以上、城はスペシャルモードが濃厚だ。

　レバーONで発生する「トナカイ群」は、ボーナス期待度50％以上。「ドキドキプレゼントチャンス」は天井まで残り4Gに達すると出現の可能性があり、ソリ出現で残り1G、プレゼント出現でボーナスが約束される。