パチンコ「2017年代表機種」決定も”順位結果”に疑問の声多数…… 稼働・導入数「全て劣る」あの”コンテンツ機”がまさかのランクイン

 今年2月から投票がスタートした「ファンが選ぶパチンコ&パチスロ大賞 2017」。ユーザーの投票により、昨年に導入・設置されたパチンコ・パチスロ機から、「年間を代表する機種」が選出される。その投票結果が今月20日に発表された。

 パチンコ部門では、『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』(SANKYO)が堂々の大賞に選ばれた。当初導入台数は少なかったものの、多くのファンを獲得し快進撃を続けた本機。先月には増産された新パネルが販売されるなど、人気の高さが伺える。

 一方、パチスロ部門では業界を代表する人気コンテンツ『押忍!番長3』(大都技研)が大賞に選出。新基準機「5.5号機」では厳しいと言われていた出玉率「119%」を実現。また、従来のゲーム性が一新された点も好評のようだ。現在もなお高稼働し続けるだけに、誰もが納得の結果といえるだろう。

 どちらもホールの人気機種が選ばれた「パチンコ&パチスロ大賞 2017」。ファンからは「大賞はこの2機種しかない」「この他にないね」と想像通りの受賞結果だったようだ。

 しかし、トップ3までにランクインした機種に対し、違和感を覚えるユーザーも多いようだ。それだけはなく、パチンコ・パチスロどちらも”同じコンテンツ”が名を連ねている。

「パチンコで2位、パチスロでは3位にランクインした『魔法少女まどか☆マギカ』の受賞結果に納得するファンは少ない印象です。

パチンコは昨年導入されたヒット機種『真・花の慶次2』『北斗の拳7』『必殺仕事人V』を抑えての2位受賞ですからね。導入台数や稼働を考慮して、『まどマギは全て劣っている』と指摘する声は多いですよ。

ただ、それよりも非難が飛び交っているのはパチスロ機。シリーズ初のノーマルタイプ『SLOT魔法少女まどか☆マギカA』として販売されましたが、評判はイマイチな印象です。多くのホールが1,2台程度の導入台数。これまでのシリーズ機は人気でしたが……ノーマルタイプの『まどマギ』はお世辞でも高い実績は残せていません。機械そのものより”コンテンツ”に人気が集中しているのでしょうか……」(記者)

 ちなみに、パチンコ部門で3位に受賞したのは『北斗の拳7』、パチスロ部門で2位にランクインした機種は『聖闘士星矢 海皇覚醒』と、販売数・稼働率は双方ともに高い実績を残している。

 それだけに、『魔法少女まどか☆マギカ』の順位結果に釈然としないのは当然ではあるが、ある意味コンテンツの”力”が証明された結果といえるのではないか。
(文=編集部)

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