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スマートオーディン放牧の「痛さ」 是が非でも乗りたかった「波」とは?

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suma-toodhin.jpgスマートオーディン(競馬つらつらより)

 今年のハイレベル3歳世代の中でも「未知数」な部分が多く、秋の活躍が期待されたスマートオーディンが脚元の疲れを理由に放牧となった。これにより、秋初戦に予定されていた毎日王冠、その後の予定に関してもすべて「白紙」となってしまった。

 スマートオーディンといえば、春の日本ダービー後間もなく、それまで管理していた松田国英厩舎から池江泰寿厩舎へ「転厩」となったことでも話題に。松田調教師とオーナーの間でローテーションなどをめぐる”亀裂”もウワサされている。

 これまでオルフェーヴルなど強豪馬を多数管理してきた池江厩舎で心機一転、といきたかった中での放牧。これにはオーナーも厩舎も、ファンもショックは大きかったに違いない。

 スマートオーディンは東スポ2歳S、毎日杯、京都新聞杯とすでに重賞を3勝しているが、その能力はまだはかりかねる部分も多い。日本ダービーでは上位に差をつけられ敗れたものの、2400mという距離が問題で本質的にはマイル~中距離が好舞台であるという声が大半だ。父が2010年NHKマイルCを制覇したダノンシャンティであることを鑑みても、その可能性は低くないだろう。

 毎日王冠→天皇賞・秋というローテーションを組んだ時、スマートオーディンがどのようなレースを見せるのか。同馬の切れ味鋭い末脚がその舞台にはまれば、一気に秋の「台風の目」となる可能性も十分だっただけに、順調にいかなかったのは痛いだろう。

 それだけではない。スマートオーディンは、今乗るべき「波」に乗れなかった……。

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