真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.29 10:18

武豊騎手が日本テレビ盃「も」制覇で「地方重賞独占」が止まらない! 地方リーディングも「異常事態」?
編集部

28日、船橋競馬場で行われた第63回日本テレビ盃(G2)は、1番人気アウォーディー(牡6栗東・松永幹夫厩舎)が逃げた3番人気モーニン(牡4、栗東・石坂正厩舎)と最後の直線でマッチレースを演じ、最後の最後アタマだけ抜け出して勝利。壮絶な叩き合いを制した。
アウォーディーはこれでダート通算5戦5勝。ダート適性の高さは疑いようがなく、今春のフェブラリーSを制したモーニンを競り落とした点にも大きな価値がある。
秋のJBCクラシックなど今後のビッグレースに直結する戦いを制したアウォーディー。主戦の武豊騎手は今、とにかくダートホースの強豪を「選び放題」といった状況だ。
今年の武騎手は、かしわ記念や帝王賞などを勝利し、JDDでも連対を果たすなど地方競馬の話題を独占している。29日朝現在で地方競馬騎乗回数がわずか9回ながら、全国地方騎手リーディングで9位に入り、収得賞金268,950,000円という「異常事態」である。1位の森泰斗騎手の騎乗回数が1280回であることを考えれば、そのすごさがわかるというものだ。
武騎手が主戦を務めたダートホースのラインナップは非常に豪華である。国内最強ダートホースの地位を確立しているコパノリッキーに、前述のアウォーディー。JDD2着のケイティブレイブにも騎乗し、ついでに米国三冠に挑戦したラニもお手馬だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗
関連記事
「まだ全体的に緩い」エアスピネルの全弟エアウィンザーの敗戦に落胆する武豊騎手『JRA全G1完全制覇』の夢が「今年がラストチャンス」と言われる理由とは
武豊の実弟・武幸四郎騎手が「引退」間近……2年連続の調教師試験を受験 セカンドキャリアに向け「今年度一杯」の可能性も
「兄エアスピネルを超える大器」と評判のエアウィンザーが今週デビュー!武豊騎手が「完璧」と絶賛する秋華賞馬エアメサイア「最後の傑作」がいよいよベールを脱ぐ
川須栄彦騎手が北川景子似美女と結婚! スピーチの武豊騎手と小牧太騎手との「交流」
前人未踏・通算4000勝の大記録達成の武豊騎手に『国民栄誉賞』の声……最大の焦点は「競馬」のギャンブル性か。「柔軟な表彰規定」の可能性に迫る